第119話「今度こその集大成!の巻」の感想です。
ネタバレ含むのでご注意!


浪国戦。
9回裏4対2と墨谷が追い上げて、2アウトながら満塁のチャンス。
ここで浪国監督は縞馬に交代の合図を送る。
「縞馬(シマ)バックや。ベンチに戻って来い」
だが縞馬は唖然とした様子で戻って来ない。
そこで監督はベンチにいる選手に
「おい。坂下をマウンドに行かせろ」
と指示。
だが、選手達は動揺した様子で縞馬を見て動こうとしない。
「オマエらシマの事を怖がっとんのか」
「じゃあ伝令や。成田。オマエがマウンドへ行け」

すぐそばにいる成田に縞馬のもとへ行ってマウンドから降りて来いと伝えてくるよう指示する。
その様子を見ていたカドバンは
(こ…交代なら主将であるわいに指示すれば一発なのに…。監督もどこか及び腰や)
(監督だってシマの事を100%思い通りにはできない。それくらいシマは大天才のスーパーピッチャーなんや)

(そしてシマの性格や。監督の事なんて屁とも思ってない)
と、この状況に複雑な気持ちを抱く。
互いに睨み合う縞馬と監督。
伝令として行けと言っても成田は縞馬を怖がって動けない。
「チッ! じゃあええわ!」
業を煮やした監督。
「もうええ! 次のバッターはチビの丸井や! 初回の時もフォアボール!」
「多分ここは100%フォアや!」
「それで4対3になったら奴もようやく目覚めるやろ! そこで堂々と交代させる!」

と、ここでの交代は断念。
「あ、あきらめた!」
思わず口にするカドバン。

一方、谷口は丸井に押し出しの可能性が高いから簡単には振るなと指示。
「だがとにかくツーアウトなわけだからな…」
「黙って見てて三振になっちまったらジ・エンドだ」
「打てそうなボールが来たら手を出さねばならん」
「難しい判断だ。今度こそ高校3年間の集大成だ」

と語るが、
「だがこれは高校最後の打席にはならない」
とも話す。
(ここに来て谷口さんは……完全に勝つ気になっている)
そう感じながら打席に入る丸井。
「来い!」
気合い十分の丸井。
「ここでチビの丸井が来ちまったか」
息を切らす縞馬。
(フォアボールは出せない。フォアボールは出せない)
その思いが縞馬にのしかかる。
そして浪国監督は
(あんな目標のデカイ近藤に入らなかったんだ! 丸井に入るかよ!)
(押し出しやってベンチに帰って来い!)
(次の打者は2番・片瀬。坂下が出てって三振で終わりや)

と、焦りと縞馬への怒りで平常心ではない様子。

打席の丸井は
(ここは……3塁にランナーが居るからフォークは投げないと思う)
(いや変化球自体選択できない。ストレートオンリーで置きに来るハズ)
と、ストレート一本に絞る。
セットポジションに入る縞馬。
(ストライクゾーンが……めっちゃ小いせぇ!)
苦しい縞馬の初球。
丸井が思ったとおりのストレートだが、
「うわッ!」
と、丸井が声をあげて尻もちつくような頭部付近へのボール球。
(ダメやこりゃ)
(疲れたのもあるが何より心を乱しとる)
そう感じたカドバン。
「シマ! 落ちつくんや! 間を取れ!」
と言われた縞馬は意識して間を取る。
3塁に牽制を挟み、ロジンバッグに手をやり大きく息をつく。

(入る)
「入る」
「入る」

2球目。
今度はストレートが入って1ストライク1ボール。
(落ちつきを取り戻そうとしている)
そう感じた丸井はタイムをとって、こちらも間を取る。
「よし。もう大丈夫」
「大丈夫」

そう呟きながら3球目を投げる縞馬。
しかし外れてボール。
4球目もボールとなり、1ストライク3ボールとなった。
「いよいよだ…」
「あと1球で押し出しだ!」

緊張の墨谷ベンチ。
「ここは押し出しの可能性が高まりましたね~~~」
と話す解説者。
そして、
(はやくあと1球ボール球を投げてくれや)
と、早く縞馬をマウンドから降ろしたい浪国監督。
だが、5球目はストライクとなって2ストライク3ボール。
「シマ、あと1球!」
声をかけるカドバン。
「フルカウントになりました。これでランナーは自動的にスタートします」
と話す実況者と、
「ワンヒットでセカンドランナーまで還ってくる可能性が高まったことになります」
と話す解説者。
しかし浪国監督は、
「ワンヒットは出ないよ。見逃されて押し出しだからな」
と、あくまで押し出しになると考えている。
マウンド上の縞馬も
(フォアにしたら今度こそマウンドを降ろされる)
と、プレッシャーを感じながらセットポジションに入る。
対する丸井は、
(やはりここまで全部ストレート。次も100%ストレート)
(そしてボールの威力も落ちてる! ヒットを打てる可能性はある!)
(問題はコース! 際どいコースを振るか? 振らないか?)

と、打てる自信と同時に迷いもあった。

6球目。
ランナーがスタートを切る。
際どいコース。
(ストライクかボールかわからねぇ!)
(でもこれは手を出さなきゃダメだ!)
(高校3年間の! 集大成!)

丸井のバットがボールを捉える。
が、
(とんでもない振り遅れ!)
打球はファーストへのハーフライナー。
「これはファーストへのハーフライナー! 今度こそ万事休す!」
叫ぶ実況者。
だが、
「いや! 打球がオジギしとる!」
と、打球は勢いなくファーストの前方で失速。
(ダメだ。全然押された!)
走る丸井。
「ファーストもっと突っ込め!」
声が飛ぶ中、ファースト端川が懸命に前進。
「ワンバンにしたらベースに当たる!」
「絶対ダイレクトで捕れ!」

縞馬とカドバンが叫ぶが、端川のグラブの前で打球は1塁ベースに当たって大きく跳ねた。
「あ!」
「あ!」
「え!」

声をあげる縞馬とカドバン。
そして浪国監督。
打球は外野ファウルゾーンへと転がっていき、勢いをなくして壁際で止まった。
ライト戸井が慌てて捕球へと向かう。
その間に3塁ランナー加藤が還って4対3。
戸井が捕球すると同時に2塁ランナー島田も還ってついに4対4の同点。
「え? 1塁ランナーの近藤クンも3塁を回る!?」
実況者もびっくり。
近藤も3塁を回った。
「な、なんやと?」
同じく驚くカドバン。
戸井からボールが返って来る。
(全国制覇……全国制覇……全国制覇……)
(おれ達は優勝が義務づけられている)

戸井からのワンバンの返球をキャッチし、
「こんなとこで負けられるかーーー!」
と、叫びながら近藤に乱暴にタッチ。
その勢いで近藤の体が飛ばされる。
「角クンの強烈なブロック! 近藤クンのホームインは許しませんでしたー!」
その迫力を語る実況席。
しかし、
「いや! 走塁妨害!」
そう宣告する球審。
「え!」
驚くカドバン。
球審によるホームインのコール。

ここで第119話が終わります。

感想

コメントで予想されていた方もいらっしゃった通り、縞馬は交代しないまま続投。
何を言っても結果論になりますが、浪国側の判断が全て悪い方向へ出た9回だった気がします。

次回は、
丸井が。近藤が。谷口が。翌日から大騒ぎ!
『日本中…』の巻

プロ注目の縞馬やカドバン率いる浪国に勝利した事で墨谷の注目度が一気に上昇する感じでしょうか。
次回は慌ただしい回になりそうです。

関連リンク

・第115話「ズドーンの巻」
・第116話「センバツで帰ってこいの巻」
・第117話「どんどん前に飛ぶの巻」
・第118話「作戦なんて出来るわけないの巻」
・第119話「今度こその集大成!の巻」
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54 Thoughts on “「キャプテン2」第119話感想

  1. にしなさとる on 2025年10月5日 at 7:47 PM said:

    確か「ドカベン」の初期の話で、似たようなケースが有りました。
    あの土佐丸高校との初めての対戦で、ランナーに足首をスパイクされたサード岩鬼。
    思わずカッとなってグラブで猛烈なタッチを喰らわせ(と言うより殴り付け)、骨折させてしまった。
    元々セーフだったのでペナルティは無かったが、先にスパイクされていなければ、退場になって当然のケースだった。

    • ドカベンでもそういう展開があったんですね~。
      内容見た感じだと強烈なタッチという点で今回の展開と似ていますねぇ。

  2.  hiroさん、いつもレビューありがとうございます。
     ずっとhiroさんのレビューは読ませていただいていたのですが、どうしても登場人物達に感情移入できず、感想を書き出しても批判ばかりになってしまう自分が嫌で、しばらくコメントできませんでした……。
     浪国戦については「えっ、それで終わり?」というのが正直な感想です。意外性というより作者の逆張りが鼻につき、しっくりこない結末でした。

     ただこの試合の勝利により、物語がまだ終わらないことについては喜ばしく思います。hiroさん達との交流も、しばらく続けられそうですから。
     こんな私ですが、hiroさんの活動はこれからも応援させていただきますね。

    • 記憶さん、こちらこそいつもコメントありがとうございます!

      今回このまま決着つけば、おそらく誰も予想できなかった結末になりますねぇ。
      私は願望込めてキャプテン丸井の会心の当たりで決着かと予想していたのですが……w
      結果的に丸井で決まったのでそこは丸井ファンとしては嬉しかったです。

      人によって様々な感想や意見があり、それを読ませていただく事も、私がキャプテンの感想記事を続けている中での楽しみですので、どんどん正直なご意見やご感想お聞かせ下さい!

  3. キャプテン世代 on 2025年10月5日 at 1:58 AM said:

    判定覆り、まだ試合続行ならビックリします!!作者にはそう言う部分があったりします浪国の監督、カドバン抗議で、審判団が集まり判定覆りホームアウト試合は延長戦へ?

    • 決着の判定だけに抗議してもおかしくないですよね~。
      あの監督さんならなおさらしそうw
      でも次回予告見た限りでは、それでも判定覆らず試合終了かなぁと思うのですがどうなりますか。

  4. まあくん on 2025年10月4日 at 8:30 PM said:

    走塁妨害に抗議が入って、逆に近藤の守備妨害になる可能性はないでしょうか? 近藤のスパイクの刃がキャッチャーに向いていたとかで、審判団協議の結果、判定が覆るとか。

    • 次回予告で勝利確定かなと思っているのですが、浪国監督の性格考えるとあそこから抗議する可能性もあるのかなぁ。

  5. 追い詰められてたとはいえ、浪国では割と沈着冷静に見えていたカドバン君。
    走塁妨害以前に何故にあんなラフプレイと取れるタッチにいったのだろうね。
    強い接触によりボールがミットから溢れるリスクもあるだろうに。
    思うに前打席で記録上内野フライに抑えられたこと、その抑えられた近藤が半ば暴走気味に突っ込んで来た事で血が昇っちゃったのかな?
    最後は泥臭い終わり方でしたが、
    次はどんな試合になるのか楽しみですね。

    • それまで縞馬や監督よりもまだ冷静だったカドバンが、負けるかもしれないと思ったあの瞬間だけ正気失いましたよねぇ。
      豪さんがおっしゃるように前打席からの近藤への思いもあったのかなぁ。
      そう考えたらカドバンの動揺を誘った近藤の走塁は一見無謀なようでファインプレーだったのでしょうか。

  6. 浪国監督と縞馬のやり取り、
    浪商の牛島エピソードのアレンジですかね(笑)

    谷口にはストライク置きにくるボールをしっかり打っていけ、
    と指示して欲しかったし、
    丸井にはクリーンヒットを打って欲しかっだす…

    • そういえば浪商時代に監督の指示を無視したというエピソードありましたねw

      確かに谷口の丸井への指示はハッキリしない感じの内容でしたねぇ。
      私は丸井のホームラン出るか!? なんて前回見終えた後から気合い入ってたので、読んだ時は最初あれって感じでした。
      まぁ丸井が泣く事にならなくてほっとしていますw

  7. リチャードコシミズしか勝たん on 2025年10月2日 at 5:49 PM said:

    浪国の監督から、朝青龍に強く言えない高砂部屋親方を思い出しました。

    • 朝青龍もそういう存在だったんですか……。
      よく問題にあがっていた記憶はあるのでなんとなくその関係性もわかるような気がしますw

      • リチャードコシミズしか勝たん on 2025年10月14日 at 6:19 PM said:

        近藤は中学時代に「くわっ」って言ってベラボーマン並の大ジャンプキックをキャチャーにお見舞いした前科がありますから、、、でもそこから成長した近藤が守備妨害をやらかすとは考えにくいです。審判の判定で一悶着あるかもしれませんが、墨谷の勝ちは覆らないと思います。

        • ベラボーマン!
          懐かしい名前が出てきましたねw
          確かに次回予告見ても、浪国監督が何か言うかもしれないけど、ここから勝敗がひっくり返るという事はなさそうですね~。

  8. けん on 2025年10月2日 at 4:00 PM said:

    こんにちは!
    僕も丸井のホームランを期待しましたが、結果的に丸井の決勝打?そしてサヨナラのホームを踏んだのは近藤ですからね。しかも鈍足の近藤がw。意外でした。これを見てイガラシは必ず復活すると信じたいですね。
    それにしても4年前はじゃんけんでキャプテンを決めていた墨高が甲子園で優勝候補に勝つとは。墨谷二中の後輩たちもテレビで見てるだろうから誇らしいでしょうね!

    • けんさん、こんにちは~!

      期待していたバッティングとは違ったものの、おっしゃる通り丸井のバットと近藤の走塁で決めてくれたので良かったです。
      ほんとあとはイガラシがどういう決断するのかが気になりますが、彼の性格考えたらここで終わるようなタイプではないですからね~。

      言われてみるとまだ4年しか経っていないんですねぇ……。
      じゃんけんでキャプテン決めるわ、練習中新入部員に芋買いに行かせようとするわと、ふざけた部だったのが甲子園でここまで活躍するのはすごいです!

      • 次回は大騒ぎってことは地元の下町ももっと大騒ぎなんでしょうね。それならたまには墨谷ニ中の後輩とか東実の佐野とかも登場してほしいですねー。

        • 墨二の後輩や墨高のOBも気になりますね~。
          甲子園での活躍に大喜びしていそうだし、佐野は打倒墨谷に燃えてそうだし、そのあたりの描写は欲しいです!

          • にしなさとる on 2025年10月4日 at 8:59 AM said:

            佐野が打倒墨谷に燃えてるって……。彼は3年で、もう高校野球でのプレイは終わってますけど?
            もしかして谷口と同じく、来年監督になるとでも?

          • そういえばそうでしたねw

  9. 清貧一郎 on 2025年10月2日 at 10:00 AM said:

    こんにちは
    縞馬の続投は意外でした
    最期の走塁妨害、ボールが来る前に本塁ブロックしたということでしょうか
    この試合の勝敗を分けたのは、監督の采配だと思いました
    浪国の監督、投手交代しそこないましたね
    結果論になりますが、7回あたりで交代してもよかったのではと思います
    谷口監督は指示したたくさん投げさせる作戦、素晴らしかったです
    それを実行できた選手達もよかったです
    次の試合も楽しみです

    • 清貧一郎さん、こんにちは~!

      浪国監督は縞馬に強く言えない・交代をさせられないなら、あそこで下手に動くべきではなかったんじゃないかなぁと思ってしまいます。
      動いたのなら交代させないとって感じはしますねぇ。
      それによってどう動いたかはわかりませんが、あれで浪国の空気が変わってしまったような気がしました。

  10. しん on 2025年10月2日 at 9:52 AM said:

    こんにちは。いつもありがとうございます。
    ホントに予想遥かに超えてましたねw
    丸井のホームランで勝つと思ってましたが、まさかのハーフライナー。あと頭の片隅に鈍足近藤のことボンヤリとはありましたがホントに絡んで来るとはw鈍足なりに頑張ったではなく走塁妨害とはw
    まあ、とにかく勝って良かったです。あれで終わっていたら丸井が気の毒過ぎますから。
    それと勝ったことにより色々内容に不満はあるものの連載も続くことに安堵も。
    やはり谷口はじめ、丸井、イガラシ、近藤らにまだまだ会えるのは自分としては嬉しいですね。色々と予想外れましたが、まだ来週浪国監督への近藤のセリフ、可能性はゼロではないですね〜wwそれに勝ったことで、以前言っていた、もどき高校出現や墨谷OB集結もw
    しかし浪国に勝ったらあとはどんな強豪いるのか。今後の展開も全く予想出来ずです。

    • しんさん、こちらこそいつもコメントありがとうございます!

      私もここで勝つなら丸井のホームランかなと期待していたので走塁妨害での決着は意外でした。
      でも今回負けて連載終了の予想もあったので、まずは連載続くようでひと安心ですね~。
      前話でしんさんが予想された近藤の台詞の可能性も残されましたしw

      でも実際浪国以上のどんな強豪が出てくるのか予想できませんねぇ。
      ここまで来たら優勝して欲しいところですが……。

      • しん on 2025年10月2日 at 8:48 PM said:

        次回が大騒ぎ、『日本中。。。』ならば、文字通り谷口や部員が大注目されるシーンばかりですかね。もし今後対戦する強豪がいるのなら、匂わせくらいはありそうな。
        今からまたまた外れる予想をあれこれ考えてしまいますw

        今回はどなたか昭和のアニメキャラに色々と触れられてましたが、めちゃめちゃ懐かしいですねw
        ハクション大魔王にケロッコデメタン、ウルフ金串に、井口はマンモス西ww
        思わず井口は少年院おったんかい!と錯覚しそうなw
        ここまで来たらこれから対戦する相手チームの監督の顔が丹下段平とかでも驚かないですねw

        • 次回予告見るとそんな感じですよね~。
          因縁あった浪国のあとに戦う相手となると、相当インパクトないと印象残らなさそうなのが心配です。
          しんさんの予想ぜひ聞かせて下さい!

          キャプテン世代さんの昭和アニメキャラの例えですねw
          私はハクション大魔王しか見た事なかったですが、画像調べてみると確かにみんな似ていましたw

          • しん on 2025年10月4日 at 1:09 PM said:

            自分は決勝までは行くのではと思ってます。優勝か準優勝かこれがまた悩ましいw作者がどう決着を付けるのか興味深いところです。浪国はプロも注目の縞馬やカドバンが居て、実際に墨谷は見たこともないボールを体験したり、イガラシはカドバンにホームランを打たれてしまう。とんでもない強豪でしたよね。その浪国を上回る高校がはたしてあるのか、地区予選ではお花茶屋は早くから匂わせ的に描かれてましたが、甲子園ではそのような高校の存在がまだ出て来てないですよね。だから浪国に勝ってしまった今、今後の展開の予想ホント難しいです。

            なので個人的な勝手な予想と願望でw
            まだ見ぬ強豪があるのならそれは決勝で!ベスト8、ベスト4では強豪匂わせ期間短く、引っ張って引っ張って最後決勝で!もちろん優勝して欲しいですが、負けるにしてもそれに相応しい相手であって欲しい。もう予想じゃなく完全に願望です。

          • そうなんですよねぇ。
            浪国とは練習試合から始まって、今回も縞馬やカドバンといった注目選手の存在が前もって明かされていて、実際戦ってその能力の高さを見せつけられたから、読んでいるこちらとしても印象が強烈すぎて、これ以降に出てくるチームがどう凄さを見せるのか想像つかないというか……w

  11. まもる on 2025年10月1日 at 8:50 PM said:

    お疲れ様です、今回もありがとうございましたm(_ _)m
    まあ、だいたい想像に近い感じでした。
    皆さん丸井のヒットがクリーンヒットじゃ無いのが、ご不満な感じですが、そこは腐っても鯛の大エース様、それをフォアボールと両天秤の中、あくまで記録ヒット打ったんだから、okにしましょう凄い、次の試合に勝利打点はお預けって事で。
    作者も併殺崩れやフォアボール絡めて何とか苦労して作ったツーダンフルベースだし。
    とにかく次です次、今度こそイガラシ復活の熱投、丸井のクリーンヒットです。

    • まもるさん、こちらこそいつもありがとうございます!
      確かに相手はあの縞馬ですからね~。
      この勝敗が決する場面でヒット打ったんですから十分すごい!

      イガラシがこの2試合の結果を受けて何を思うのかはとても気になります。
      もう一度自信取り戻してマウンドに立って欲しいですが……。

  12. にしなさとる on 2025年10月1日 at 7:35 PM said:

    気になっているんですけど、丸井、最後の速球はカットすれば良かったのでは?
    いや、一点差ならそうしていたけど、二点差で、ヒットを打ちたかったから判断に迷った?

    迷ったせいで振り遅れて。中途半端なバッティングになってしまった?
    あれでアウトになって、高校最後の打席になってしまったら、悔いが残ったでしょうね。

    • コースに迷ってそれ以上はあの瞬間頭にはなかったのかなと思っているのですがどうでしょうか……。
      でも結果アウトになっていたら後悔していたでしょうねぇ。

  13. 匿名 on 2025年10月1日 at 5:40 PM said:

    ついに勝ちましたね(おそらくですが 某サッカーマンガみたいに判定が覆らなければですが)
    正直、近藤のスリーランで試合が終わると予想しましたが見事にはずれてしまいました
    でも、丸井らしいヒットで決めてくれました。

    浪国は帰りバスで帰れるのでしょうか?

    • 次回予告見た感じだと判定はひっくり返らずこのまま勝ちそうですかね~。
      最初丸井のヒットから同点止まりで延長入るのかなと思ったのですが、まさか最後が走塁妨害で決まるとは思いませんでした。

      浪国の監督すでにカッカしてたし、やっぱり走って帰らされるのではw

  14. キャプテン世代 on 2025年10月1日 at 5:18 PM said:

    浪国のピッチャー縞馬(ウルフ金串)、キャッチャーのカドバン(ハクション大魔王のゲジゴン?)そんな汚い品のないキャラのチームに負けなくって良かった!!素直な気持ちです!!
    勝ち方が、あんなモヤモヤ感残す丸井の振り遅れのラッキーな?ちょっと作者に幻滅しました!!キャラの使い方が乱雑過ぎる!!井口は何となくマンモス西に似て来たし

    • 例えがまたすごいw
      丸井ファンなのでここで勝負決めて欲しいと思っていたから、会心の当たりとはいかなかったけど、まずは勝てて良かったです!
      走塁妨害で決まるとは想像できませんでしたが……。

      • キャプテン世代 on 2025年10月1日 at 7:56 PM said:

        本当ですね!!走塁妨害で終わるとはあの近藤を突き飛ばした顔と姿!!大昔のアニメ ケロッコ デメタンの悪役ガマかと思いました

        • 「けろっこデメタン ガマ」で調べてみたらカドバンには悪いけどなんともw
          あの瞬間は完全に悪役顔でしたからねぇ。

  15. ぜろ on 2025年10月1日 at 3:45 PM said:

    丸井の渋いヒットは延長18回を戦った青葉戦の自身最終打席での根性のヒット、近藤の走塁は富戸中戦での退場に繋がる走塁(守備妨害)を思い出しました。

    近藤は当初甲子園ベンチ外予定から半田怪我による登録変更でベンチ入りしたりと、運を持っていますよね。
    流石に爪を剥がして投げるエピソードはもう思い出したくありませんが。。。

    • そういえば近藤は半田の怪我で急遽ベンチ入りメンバーになったんでしたね~。
      半田には気の毒ではあるけど、もし近藤がいなかったら浪国に勝てなかったのでは……と考えてしまいます。

  16. 墨谷らしい粘り勝ち
    このまま優勝へと進むか?

    • 見事に勝利してくれました!
      ここまで来ると優勝して欲しいけど、ここからがまた厳しい戦いになりそう……。

  17. おでん on 2025年10月1日 at 9:33 AM said:

    次回予告的には、走塁妨害が覆る事はないのかな……?
    こうなると、特に注目を浴びて、チームの中核を為すのは近藤でしょうか。
    イガラシは野手中心で、というのは谷口の理想かもしれませんけど、
    このままイガラシが沈むのは心境複雑……

    • 次回予告見るとその心配はなさそうですよね~。
      このまま勝利して周囲の熱狂に戸惑う日常回になりそうかなぁ。

      イガラシはここ2試合を受けてどう思うかですよねぇ……。

  18. にしなさとる on 2025年10月1日 at 8:30 AM said:

    カドバン、最後の最後で大ポカ。
    タイミングは明らかにアウトで、普通にタッチすればチェンジで延長戦だったのに。

    これで、翌日の新聞の見出しは決まったようなものですね。『浪国、9回裏に自滅』と。
    1イニングに3つも守備のミスが出たのでは、そう言われても返す言葉がありません。

    もっともそのミスはすべて、墨谷側の粘りが呼び込んだもの、と言って良いのですが。
    『墨谷のしぶとさに屈す』と付け加えられるかも。

    それにしても今回は、意外な展開の連続でしたね。
    縞馬が交代させられなかったことも、丸井の打席の結果も、幕切れのいきさつも。

    • タイミング完全にアウトだっただけにあのミスは大きすぎましたね~。
      監督の存在もただ選手達に余計なプレッシャー与えただけな気もするし……。

      新聞の見出しはおっしゃってた通り浪国の自滅で決まりそうですねぇ。
      9回裏はずっと浪国がバタバタしてた印象が強いですし。

      ほんと今回は色々なパターン予想していたけど、最初から最後まで全部はずしましたw

      • にしなさとる on 2025年10月1日 at 2:54 PM said:

        カドバン、この時のミスをこれから何年も、もしかしたら一生悔やみ続けるかも。
        キャッチャーでキャプテン、つまり、最も冷静でなければならない立場だった彼。
        それが最後の瞬間、頭に血がのぼって、致命的なミスをやってしまった。
        そのことを。

        • 純粋に最後の打者として打てなかったとかではなく、普段の彼ならまずやらないであろう走塁妨害での負けですからねぇ。
          実際キャプテンとしてもキャッチャーとしても、この場面で冷静さ失ったのはそれも彼自身の実力という事になるんでしょうけど気の毒だとは思っちゃいますねぇ……。

  19. やはり縞馬が交代を渋りましたか。それにしても決着がつくなら延長、もしくは9回でヒットを打つも2塁走者アウトで負けかと思ってました。まさか今回で決着がついちゃうとは考えもしなかったです。ともかくこれで甲子園ベスト8とはいやはや大したものです。

    • もう縞馬と監督の意地のぶつかり合いみたいになっちゃいましたねぇ。
      でも正直浪国には負けもあるかなぁと思っていただけにこの勝利は嬉しい!

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