第104話「サヨナラ投手の巻」の感想です。
ネタバレ含むのでご注意!


信州学園戦。
9回裏。
墨谷はこの回からマウンドにあがったイガラシが打ち込まれ、2アウトから5点を返されて6対5と1点差に詰め寄られた。
「9回の頭から始まってるわけじゃねぇ」
「9回ツーアウトから始まっているんだ」

スタンドで呟く田所。
「き…奇跡……」
その隣で呟く倉橋。
「おれ達はこれから奇跡を目撃させられるとうのかーーー?」

「ポッと出の新人に奇跡は起こせん! 我々伝統校だからこそこの試合展開ができるのだ!」
「甲子園は恐ろしいとこなんだ! それを教えてやる!」

ベンチから叫ぶ信州学園監督。

マウンド上に集まる墨谷内野陣は、スタンドの盛り上がりに圧されている。
そして墨谷ベンチでは部長がまた奥へと引っ込んでしまい、顔を上げることができない状態。
「部長は裏の方にまた引っ込んじまったようだな」
「そして谷口さんはと言うと…交代させるそぶりが微塵もない」
「おれもそう思うよ。今日のイガラシのボールはすげぇ走ってる。交代する理由がねぇ…」

ベンチの様子を見ながら話す丸井。
自分達は甲子園をナメていたわけでもなく、楽しもうとしたのは事実だが気を緩めたわけでもないと言い、今のこの状況は信州学園が今まで戦ったどこよりも強く、
「あたり前だが上には上がいる…こういうことだったんだ。下町のおれ達がいくらがんばったって限界というものはある」
と話し、次のバッターに対してはフォアボールでもヒットでもワイルドピッチでもかまわないとイガラシに伝える。
だが、イガラシは、
「丸井さん。「アウトに取る」ってのが抜けてますけど…」
「逆療法ですか? そんな風に言えばおれの肩から力が抜けると思って…」

と答え、丸井も
「そ! そ! 逆療法。なんだっていいんだから」
と言い、内野陣が守備位置へと戻って行く。
その中で井口は、今までストライクゾーンが広がればバッターは絶対打てないと思っていたのに、信州学園は明らかなボール球に手を出してヒットにしている事に、何か甲子園の不思議な力が打たせているように感じ、
(恐ろしい! お手上げだ! まさかこんな目にあうなんて!)
と考えていた。
丸井も自分達は谷原や東実を破ってきたが、こんな場面では彼らの方が強かったかもしれないと感じていた。

打席には3番春日井。
(もう…どんなに根性を出してもダメなものはダメだ)
(おれが”サヨナラ投手”になる)

そう思ってのイガラシの初球は春日井が見逃してストライク。
やはりいいボールが来てると感じる井口。
ここまで9本ヒットを打たれ、10本目を打たれたら今度こそ2点タイムリーとなってサヨナラ負けになる。
(おれは”サヨナラ投手”……)
(甲子園に……サヨナラ負けするためだけに来た男か!)

イガラシの2球目。
春日井がライト方向へと打ち返す。
打球は大きく伸びていくが1塁線ギリギリ逸れるフェンス直撃の大ファール。
2ストライクと追い込んだが、
(た、助かったが……なんてファール)
あらためて信州学園の打撃に驚くイガラシと、
(よし! おれも打てるぞ!)
と、自信を持つ春日井。
(そう……ここは確率論だ)
(1イニングで10本めのヒットは滅多に出るもんじゃない)

そう思いながらの3球目。
カーブはファールとされる。

係員たちもこの状況に
「これは……どうなりますかね?」
と、それぞれの予想を求める。
「私は……なんだかんだ言って墨谷が逃げ切ると思う。ツーナッシングはバッター不利」
「いや、私は何かが起こると思います。今のファールの打ち方は良かった」
と、予想は分かれる。

4球目はシュートを投げるがこれもファール。
(変化球でタイミングを外してきたこの2球…でもついて行けたぞ)
さらに自信を持つ春日井に、
(10本めのヒットは…出ない!)
と、5球目チェンジアップを投げるイガラシ。
だが、これも打ち返され、レフト方向へ大きな打球が飛んで行く。
レフト片瀬が飛びついて捕球するが、そのまま体ごと転がってしまい、フェンスにぶつかった衝撃でグラブから球がこぼれ落ちた。
が、これもファール。

心臓の鼓動が聴こえてきそうな墨谷ナインとベンチ。
対する信州学園側はベンチもテレビで見る長野県民も大盛り上がり。

(変化球をみっつ続けた。次はストレートだ)
(これが最後……)
(これは空振らせる!)

6球目。
スピードが乗ったストレートに井口は
(最後は空振りだ…!)
と感じるも、春日井はこれも打ち返す。
またもレフトへ大きな打球が飛んだ。
今度はフェアゾーンへの打球。
片瀬が懸命に追いかけ、振り返る余裕なく、飛びついて捕球するが、またもフェンスへと身体をぶつけてしまい、その場に倒れ込んでしまう。
センター島田と審判が慌てて駆け寄っていく。
球はしっかりグラブに収まっておりアウトの宣告。
意識を取り戻した片瀬が
「ボ、ボール……」
と、慌てて周囲を探すが、
「安心しろ。入ってる」
と、島田が教える。

こうして試合は1点差で墨谷が勝利した。
が、その瞬間イガラシはマウンド上に両膝をつき、ベンチの部長やスタンドから見守っていたいつもの面々から喜びの声は出なかった。

夜。
宿の部屋はどこか重苦しい雰囲気に包まれていた。
「勝ったのは嬉しいけど……」
「甲子園は怖い…」
「一体なんてとこなんだ…」

久保、鈴木、島田がそれぞれ言葉を漏らす。
そして、
「いや…野球が恐い! 人生観が変わった」
と、イガラシも口にする。
(イガラシが自信をなくしている)
島田たちはその言葉に何も返せない。
そこへ谷口がやって来る。
「イガラシ。3回戦の先発…言ったよな」
「大阪代表の浪国高校だ…。去年練習試合したの憶えてるよな」

この雰囲気を察してか、どこか言いにくそうに伝える谷口。
が、イガラシは俯いたまま返事をできない。

ここで第104話が終了となります。

感想

負けという最悪な展開は免れたものの、勝利チームとは思えない雰囲気に包まれる墨谷の選手達。
今まで強敵相手に勝てるかも? っていう展開は経験してきても、勝てると思った展開からここまで追い込まれた経験はなかったんでしたっけ。
過去に墨谷と対戦してきた強豪校……というか、谷原なんかはこんな気分だったんでしょうか。

次回は
浪国高校の凄い奴! とうとう、あのキャラが登場!
『自信をなくした男』の巻

やっぱり浪国高校来ました。
とうとうあのキャラが登場ってのも気になります。

関連リンク

・第100話「TVを消した県民の巻」
・第101話「精神の野球! 心の野球! の巻」
・第102話「勝負は下駄を履くまでは…の巻」
・第103話「甲子園のアレの巻」
・第104話「サヨナラ投手の巻」
・「キャプテン2/プレイボール2」感想ページ
・「キャプテン」連載開始50周年記念特集ページ

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40 Thoughts on “「キャプテン2」第104話感想

  1. にしなさとる on 2025年2月26日 at 5:19 PM said:

    昨日「南風の記憶」で「続・プレイボール」が更新されていました。
    そこで、自信を失った投手がどうやって立ち直るかの例を見せられました。
    もっとも向こうでは、イガラシではなく井口でしたが……。

    • 第85話、私も早速読ませていただきました!

      • にしなさとる on 2025年2月27日 at 8:32 PM said:

        第86話の、中陽の最後の打者筒井。シュート狙いはいいとして、明らかに打ち急ぎすぎでした。
        絶好のチャンスをつぶしかけて、逆に焦った感じでしょうか。

        • この打席でも初球シュートから来ると思っていなかったのかなと感じました。
          完全に打ち急ぎですよねぇ。
          焦りなのか、それともその様子から前打席で完璧に打ち返しているから少し舐めていたのかなぁと思ったのですが……。

  2.  hiroさん、いつも丁寧なレビューありがとうございます。
     
     他の方も指摘されていますが、イガラシの得意球”落ちるシュート”を投げるでもなく、流れが相手に傾く前にタイムを取るでもなく(5失点してからマウンドに集まっても……)、無策のままやられた印象なので、自信をなくすとかいう話じゃないと思います。

     今回に限らず、キャププレ2のほとんどの試合が”結末ありき”で、途中の描写が雑でリアリティが感じられず、キャラに感情移入できないんですよね。終盤に相手の猛反撃を受けるなんて、本来はハラハラドキドキの展開のはずですが、まったく緊迫感がありませんでした。まあ、今さら言うのも野暮かもしれませんが……。

     ところで、次の相手は大阪の浪国ですか。作中最強チームですよね。ひょっとして、この試合で2は最終回を迎えるんじゃないかと私は予想しています。

    • 記憶さん、こちらこそいつもコメントありがとうございます!

      あれだけ打たれてるのに誰も声をかけすらしないというのは気になりましたね~。
      それぞれが動揺している事を強調したのかわかりませんが不自然に映って見えました。
      今回ようやく内野陣が集まったけど、ほんとなんでもっと早く……って感じました。

      次の浪国は初の一応面識ある対戦相手だけにガチ勝負が描かれるのかなと期待はしているのですが、今回の流れなんかを見ていると、記憶さんの予想もありうるなぁと感じちゃいますねぇ……。

  3. とんでもない試合でしたね。
    連載終了にするのかと思いました

    これに近いパターンは、中学時代の全国大会の準々決勝かなとは思いますが、重いボールにやたら強い北戸だったかなとの対戦で確か、9回までは5-1か5-0で勝ってましたが、先発イガラシが体力の限界の為、近藤に変わったとたんに同点にまで追いつかれたというがありました。
    結局は近藤のサヨナラホームランで決着つきました(何せ随分昔なので間違っていたらすいません)
    試合後学校に帰って反省会の後、みんな疲れている所、イガラシの猛練習が始まってしまったという内容かなと思います

    今回は多少練習するんですかね
    ただイガラシの時は谷口がいないのでどうするか興味はあります

    • もし負けたら連載終了するかも……ってのは少し過りましたね……。
      無事に勝てて良かったです。

      私も今手元にコミックないのではっきりと覚えていませんでしたが、コメント拝見していて北戸中戦の展開なんとなく思い出してきました。
      今回もその流れに沿った展開はありそうですね~。
      イガラシの性格考えてもこのまま野球恐くなって何もしないって事も考えにくいし。

  4. ここまでイガラシが取り乱すのはアニメでボロ負けしてもみんながヘラヘラしてる悪夢を見た時位ですかね。この試合で完全に修学旅行気分ではなくなってしまいまた。しかしあのキャラとは誰なんでしょうか。墨谷2中のメンバーなら西東京枠でワンチャンあるかなと思っておりますが…

    • アニメでそんなシーンありましたね~。
      イガラシの弱気は他のキャラ以上に読者であるこちらにまでヤバさが伝わってくる感じです……。

      あのキャラというのはずっと気になってるんですよねぇ。
      あの書き方だと過去に関わりある誰かだとは思うのですが……。

  5. 匿名 on 2025年2月23日 at 6:20 AM said:

    9回裏ツーアウトから五得点の時点で
    日本文理 中京大中京 2009年の決勝戦を思い出しましたね

    ただあの戦いは投手のコントロールが乱れていたのときわどいコースがボールにされていた上に
    サードのエラーによって引き起こされたものですから(最後はサードライナーを取ったので帳消しになりましたが)

    エラーなし、フォアボールなし、審判が投資有利のカウントを取る
    でこれはさすがにありえないでしょう
    ちょっと手抜きが過ぎると思います

    • 信州学園の勢いを強調するためか、甲子園の悪魔を強調するためなのでしょうかねぇ。
      2アウトとってから今回マウンドに集まるまで、イガラシに声がけしたのって松川と部長だけというのもちょっと不自然に感じました。

  6. にしなさとる on 2025年2月22日 at 12:39 PM said:

    浪国高校の「あのキャラ」って、いったい誰なんでしょうね?
    練習試合の時、いたキャラだとすれば、監督か、半田にしてやられた背番号11の投手か。
    そもそもあの時、浪国高校にいた人物だとは限らないし。

    • 私の中で一番個性きつかった印象なのが監督でしたがどうなんでしょうね~……。
      なんとなく練習試合にはいなかった、墨谷の誰かと面識あるキャラって想像しているのですが、誰かと考えると難しい……。

  7. リチャードコシミズしか勝たん on 2025年2月21日 at 8:20 PM said:

    練習試合後、本当に大阪まで走って帰らせたか知りたいですね。

    • 浪国の監督w
      練習試合後にどうなったのかは気になりますね~。
      あの監督のことだからタダでは済まなかっただろうしなぁ。

      • リチャードコシミズしか勝たん on 2025年2月26日 at 9:38 PM said:

        次回あのキャラは意外と、青葉時代に佐野とバッテリー組んでた強打者の浦野かも?

        • 勝手に投手かな?と思っていたのですが、投手以外の可能性だってあるんですよねw
          ほんと誰が来るんだろ……。

  8. けん on 2025年2月21日 at 7:02 PM said:

    こんにちは!
    イガラシが自信を失うとは驚きですけど、確かイガラシには必殺の落ちるシュートがあったはず。まだ投げれると思うのでそれを甲子園で見せてほしいですねー。

    • けんさん、こんにちは!

      イガラシの「野球が恐い」発言は読んでいるこちらもショックだったけど、それだけイガラシにとって今回の出来事は衝撃だったんですかねぇ……。
      次の浪国との対戦でもう一度自信を取り戻して欲しいです!

  9. 清貧一郎 on 2025年2月20日 at 7:23 PM said:

    こんにちは
    浪国高校が登場して次の試合の話が楽しみになりました
    練習試合で墨谷高校にひどい目に遭ったと思ってるので、リベンジングに燃えてきそうです。特に井口と半田には一杯食わされたと思ってるはずです
    井口には3人連続三振、半田には3ランスクイズやられてますから。
    先発はイガラシですか。先発は井口が適任だと思うので、意外でした

    • 清貧一郎さん、こんにちは!

      どこかで当たるだろうと思っていた浪国いよいよ出てきましたね~。
      浪国の監督はあの性格上、甲子園という大舞台で墨谷にやり返してやるって思ってそうw
      特に井口と半田ですよねぇ。
      確かに練習試合の結果見ると井口先発良さそうですが、今回の試合後でイガラシが浪国相手にどんなピッチングするかなぁ。
      今度は浪国も油断はしてこないだろうし、どんな試合になるのか楽しみです!

  10. まぐさん on 2025年2月20日 at 12:31 PM said:

    思い出したのは KKコンビ初登場の PL学園 ’83夏、対高知商の準々決勝。

    1~3回戦まで1年生と思えない安定感で好投を続けてた桑田が
    今回の墨谷と同じ大量リード (5回まで 8-0) で気が緩んだか
    後に言われる血マメ潰した影響もあってか、
    5回にメッタ打ち喰らって KO、6回に上級生リリーフも打込まれ
    気が付けば 10-9 の1点差、終盤を春までのエース藤本が抑え何とか逃げ切り。

    次の準決勝は夏→春→夏連覇のかかる最強軍団・池田、
    桑田他のこの体たらく、同じ四国の高知商に 9点、
    当時明らかに格上の池田には何点取られるのやら、と思いきや
    結果はみなさんご存じの通り PL 7-0 池田、5安打シャットアウト!

    逆に次の浪国戦、イガラシ覚醒、のフラグと思えなくもない。

    • 過去にそんな流れがあったんですね……。
      見てみると確かに今回の墨谷対信州学園のような展開を感じさせますねぇ。

      そうなると三回戦ではおっしゃるようにイガラシ覚醒も期待できそうかな?
      してほしいなぁ。

  11. ごんた on 2025年2月19日 at 10:52 PM said:

     いやいや片瀬君ありがとうですね。好調五十嵐があれだけ打たれるのだから、やっぱり甲子園優勝レベルには至ってないかな?まあでも甲子園では集中打ってのはよくあるから。今まで抑えられてたチームが突然理由がわからず打ち出すってのは何度もみましたね。火事場の馬鹿力のような感じですかね。人間は普段使っていない秘めた能力を突如発揮することがあるようだから、今回はまさにそれでしょう。

     浪国高校やはり出ましたか。去年は相手も竹バット使ってくれたけどそれでも7点とられたね。ただ相手のメンバーも去年と異なるからね。経験者の多く残る墨谷がやや有利と見ますがどうですか?

    • 今回は片瀬大活躍って感じで嬉しかったです!
      私も今回イガラシが打ち込まれたのはごんたさんがおっしゃる感じかなぁと思うのですが、
      イガラシもそのように気持ち切り替えて三回戦で思いっきり投げてくれるといいんですけどね~。
      野球が恐いとまで言ってるの見ると心配になってきました……。

      浪国との三回戦。
      なんとなくあの監督の墨谷への執念が恐いかなぁと思っていますw
      選手たち以上に屈辱感じていたっぽいし……。

  12. まもる on 2025年2月19日 at 8:45 PM said:

    お疲れ様ですm(_ _)m
    勝つと思ってました、どんな場面でも抑えてきた、墨谷の大エースイガラシを負けさせないと信じてました。
    片瀬がファールを取れなかった時点で、次はキャッチして勝つなと確信しました。
    今は精神的にダメージがあるかもですが、次の試合勝利投手になって、きっと立ち直ってくれると信じてます!
    今から4回戦はまた井口、近藤コンビかなと楽しみにしています。

    • まもるさん、こちらこそコメントありがとうございます!

      私は勝利の瞬間までドキドキでした苦笑
      これまで多くの強豪相手に投げてきたイガラシだから、これで心折れるなんてあってはならんですよね~。
      試合直後の今回はしょうがなくても、三回戦ではまた強気なピッチング見せて欲しいと思います!

  13. しん on 2025年2月19日 at 6:07 PM said:

    こんにちは。ホントいつもありがとうございます。ペコリ↓
    負けはないだろうとは思ってましたが。勝ってもある意味自分は呆然ですねw。イガラシの投手今回は断念かなというよりそれ以上自信喪失まで描いて欲しくなかったなぁという感想です。
    ここぞという時のイガラシ。自惚れまでいかないが自信家のイガラシのままでいて欲しかった。
    しかし信州学園最終回で明らかボール玉でも9連打打ちまくるとか、そんな打力あるなら最初から打てよと。それを甲子園の不思議とかで片付けられるのは、予選のお花茶屋の決勝進出といい、急に強いチームになったり打ち出したりの展開は絶対にないとは言えどあまりに不自然過ぎです。
    と、いうことでイガラシ気にするな!
    打たれたのはただのまぐれ!作者のご都合だwと、声かけたいですね。
    あと次の相手が浪国ですか。まさかとは思いますが、次もし第四試合ならw
    いい加減にしろ!と文句の電話でも入れたくなりますなw

    • しんさん、こんにちは!
      こちらこそコメントありがとうございます!

      イガラシの口から「野球が恐い」という言葉が出るとは思いませんでした。
      言ってもイガラシってこれまで強敵を散々相手にしてきたし、これで心折れて欲しくはないなぁと思っちゃいますねぇ……。
      しんさんがおっしゃるように、気にするなって事で浪国戦では気持ち切り替えて投げて欲しいなぁ。

  14. 杉本投手 on 2025年2月19日 at 3:44 PM said:

    勝ちましたね。
    実在のチームのように応援してます。
    3回戦から丸井、イガラシの中学時代の
    全国のライバルも登場したら楽しみですね。
    港南、白新、北戸、南海、和合、富戸
    あたりから各地の代表として。

    • 無事に勝ててほっとしました!
      今回は勝利するまでほんとドキドキだったので……。

      次回はとうとうあのキャラが登場とあるだけに、かつてのライバル登場は期待しちゃいますよね~。

  15. ソウハン on 2025年2月19日 at 12:25 PM said:

    久しぶりの書き込みです、いつも楽しみにしています。
    ありがとうございます。

    正直、負けると思ってました。
    負けて残務整理して期が変わる、3月で終わりかなと推測してました。

    ただ、今回負けなかったことで、決勝まで進めるかもって
    思ってきました。

    甲子園、中京×日本文理の試合を思い出してましたわ。

    • ソウハンさん、こんにちは!
      こちらこそコメントありがとうございます。

      私も今回はもしかしたら負けるかも……って思っていたので、試合終了を見るまではドキドキでした。
      前回終了から負けて新展開へ移行するかもって怖さをずっと感じていたので、まずは勝ててほっとしましたw

      モチベーション落ちちゃってる墨谷ですがなんとか気持ち切り替えて欲しいですねぇ。
      次は一度練習試合してる浪国だし、あの監督の顔見て切り替えられないかな……。

  16. 中ラマ on 2025年2月19日 at 12:13 PM said:

    いつも楽しみにしてます。

    何とか勝ってくれてよかったよかった。今回の途中まではイガラシがほんとにサヨナラ負け投手になるのではとハラハラドキドキしてました。イガラシがなぜ連打されたのかわからないままでちょっと描写に不満が残りますがまあ次に進めるのでいいとしましょう!!

    勝ったのはいいけれどイガラシを筆頭にチームのモチベーションが下がってますね。次戦の先発は予定通り行くのか、それとも井口、近藤に替えるのか谷口くんはどうするのか気のなるところです。

    • 中ラマさん、こちらこそコメントありがとうございます!

      同じく今回はドキドキしながら読んでいました。
      墨谷ナインがすっかり意気消沈してしまっているのが心配ですが、ほんとまずは勝てて良かったです。

      最後の谷口の様子だと三回戦先発は予定通りイガラシでいきそうですが、イガラシが気持ちを切り替えられるかどうか……。

  17. いつもありがとうございます。

    なんとか勝利してよかったです。
    この自信をなくした感じから挑戦者に戻ってリスタートでしょうか?
    あのキャラ…元和合中のエースとかでしょうか…

    ちなみに前号は、山岡雅弥ちゃんのグラビア目当てで購入していました。

    • こちらこそコメントありがとうございます!

      今回はドキドキしながら読んでいましたが、まずは勝てて安心しました。
      自信なくしたことで気持ちを初心に戻してって感じかなぁ。

      グランドジャンプはその時々のグラビア目当てで購入する人も多そうですね~。

  18. にしなさとる on 2025年2月19日 at 10:28 AM said:

    勝ちはしたものの墨谷にとっては、まるで『勝った気がしない』試合でしたね。
    特にイガラシにとってはそうだったでしょう。
    なぜあんなにも打たれたのか、その理由がサッパリ判らないのですから。

    3回線の先発がイガラシなら、これはもう『結果を恐れず、開き直って投げる』しか無いでしょう。
    監督の谷口も、そう言うしか無いのでは。

    いわゆる『無欲の勝利』というものが高校野球には有りますが、その大半は、結果を恐れず無心でプレーしたから出来たこと。
    以前書いた、昭和最後の甲子園での浦和市立高校。あの奇跡が、その典型だったと思います。

    • 勝ったチームとは思えない様子でしたしねぇ。
      イガラシの表情がとても印象的でした。

      谷口も声をかけづらそうな雰囲気というか、三回戦先発を伝えにくそうな感じでしたし……。

      でもおっしゃるようにこうなったら開き直るしかない感じでしょうか。

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