第83話「背番号を返してくれの巻」の感想です。
ネタバレ含むのでご注意!


墨谷高校屋上から吊るされた『祝 野球部甲子園出場』の垂れ幕に沸きあがる生徒達の歓声。
地元商店街の人々も祝い、関係者達は甲子園行き決定のその瞬間にそれぞれが何かを思う。

校長室に呼ばれた谷口監督は部長同席のもと、校長から労いの言葉をかけられる。
浪人生監督という身でありながら強敵だったお花茶屋相手に紙一重の采配で勝利した。
「全ては部長のお陰です」
と部長に頭を下げる谷口だが、
「違うよ」
「君は予備校の成績も驚異的な勢いで伸ばしていると聞く。どうしてここまで両方できる?これは才能だよ」
「努力できる才能!」

だと称えられる。
校長は
「ところで谷口…これからどうする?」
と質問。
とりあえず初戦突破を目指すと答えた谷口だが、校長はそんな事が本当にできるであろうかと問いかけてくる。
「そ、そうですね…。たしかにここからは未体験ゾーンです。予備校生監督の僕に何がわかるでしょうか」
と答える谷口。
すると校長はだったらそんなことは考えなくていいといい、
「勝とうが負けようがそんなの一切お構いなし」
「甲子園はご褒美だ!修学旅行だ!遊びに行って来い!」

と言い、もう一所懸命練習に付き合わず、グラウンドの片隅で参考書広げて勉強しれりゃいいと言う。

そしてグラウンドで選手たちを集め、
「野球は遊びだよ」
「甲子園までおおいに遊ぼうではないか」
「だからもう谷口監督は解放してやってくれ」
と部長が説明。
本当にバックネット裏に机を運んで、谷口はここで勉強しろと言い出す。
谷口も選手たちも唖然。
さらに部長は野球で一番楽しい練習と苦しい練習は何かと丸井に問う。
楽しいのはバッティング。
苦しいのは走る練習や守備練習。
ピッチャーは投げ込みだと丸井が答えると、部長は甲子園まで毎日バッティング練習だけしていようと指示。

部長の指示通りに選手達はバッティング練習をし、谷口はバックネット裏で勉強を始める。
「なんか…こんなんで本当にいいの?楽しいことは間違いないが……」
丸井が疑問を口にする。
谷口はピッチャーにバッティングピッチャーだけでもやらせたいと部長に話し、マウンドにイガラシがあがる。
生きたボールに手応えを感じる丸井。
ここまでの強引とも思える判断は部長にとって
(谷口…君はみんなを幸せにしてくれた)
(これからは自分を最優先させてその中で行動しろ。我々はいくらでもバックアップするからな)

と、ここからは谷口自身の将来を優先して欲しいという配慮らしい。
イガラシに続いてマウンドでのピッチングに松川や井口も、ブルペンで黙々と投げているだけよりも楽しいと感じていた。

そして高野連からベンチ入りメンバーだけは早々に出して欲しいとの連絡が来てると聞いた谷口は、少し考えた後に近藤を呼び、
「高校野球は地方大会のベンチ入りは16人なんだが……甲子園は15人になる」
「今、16番を付けてる近藤は甲子園では外れてもらうことになる」
「ベンチ入りは2~3年で固めたいんだ」

として、ここまでの活躍を労い、16番は返しといてくれと告げる。
後ろで聴いていた部長は
(ちょっと惜しい気もするが……谷口の判断には口を挟まない)
と静かに見守る。

その夜。
近藤家に響く近藤パパの
「エライ!」
の声。
甲子園ベンチ入りメンバーを上級生で固めるのは当然であり谷口監督の判断は正しいと絶賛。
近藤自身も残念ではあるものの、自分がベンチ入りして先輩の誰かが外されたら耐えられないと話す。

一方練習を休んで病院を訪れた半田は、小指のつけ根にほんのちょっとヒビが入っているとの診断を受け、松葉杖ついてみんなに報告しにやって来た。
「半田…オマエの気迫で甲子園のキップを手に入れられたんだ」
「ありがとう。それでもオマエは絶対ベンチに入れるぞ」
「スコアラーとしてな!」

谷口監督は半田をスコアラーとしてベンチ入りさせるとし、半田が付けていた背番号7番を近藤へと渡す。
(半田はん……ワイ、先輩の分もがんばりますで~~)

ここで第83話が終了となります。

感想

甲子園出場が決まって周囲が盛り上がる中、部長と校長からのほぼ強制的な谷口監督への勉強指令。
突然の話にとりあえず流されて従った感あるけど、谷口の性格上このままおとなしく勉強だけしていられるとも思えません。

次回は
「はやくもライバル登場?『甲子園を見に行こう』」
とあるし、そこで谷口に火が点いて本格的な練習再開って流れでしょうか。

関連リンク

・第79話「究極の三振狙いの巻」
・第80話「まだ根性は残ってるの巻」
・第81話「究極の指示の巻」
・第82話「谷口の選択の巻」
・第83話「背番号を返してくれの巻」
・「キャプテン2/プレイボール2」感想ページ
・「キャプテン」連載開始50周年記念特集ページ

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42 Thoughts on “「キャプテン2」第83話感想

  1. にしなさとる on 2024年4月21日 at 8:20 PM said:

    この回で、イガラシたちがバッティング投手をやっていますが、それについてこんな話を聞いたことが有ります。
    バッティング投手をやることは、打者よりむしろ投手自身の練習になるのだと。

    例えば、日本プロ野球で、針の穴を通すコントロールの双璧、稲尾和久と小山正明。
    この二人のコントロールは、実は、バッティング投手をやることによって身に付けたものでした。

    高校野球では、こんな実話があります。もう半世紀以上も前の1970年。東京の、当時の甲子園常連、日大一高。
    その年の新入部員の中に、身長160cmに満たぬ小柄で、足も特に速くない、バッティングセンスも並み、唯一の取り柄が強肩という選手がいました。

    とてもレギュラーにはなれないと思われたのですが、その唯一の取り柄ゆえに、上級生相手のバッティング投手をやらせたら、日を追ってスピードもコントロールも増して、その年の秋にはエースになり、甲子園にも2度出場したのです。

    バッティング投手をやることは、それほど、投手自身にとっての練習になるのだと。
    もちろん、何も考えずにやっていては駄目ですけどね。

    • そんな話があるんですか~。
      今までバッティング投手ってそこまで意識して見てなかったけど、お話聞いてるとなるほどなぁと考えさせられました。

      • にしなさとる on 2024年4月21日 at 11:22 PM said:

        私が高校野球の監督なら、将来のエースを育てるためには、肩の強い選手を選んでバッティング投手をやらせますね。

  2. 匿名 on 2024年4月13日 at 8:51 PM said:

    部長のあの態度はあり得ないでしょ
    谷口を監督にしたのは部長なのに解放とか何を言い出しているのか
    あまりに非常に無責任ですね
    だったら最初から監督にするなよと言いたいです

    • 盛り上がっているとこにあの言葉は谷口や選手にしたら気持ち下がりまくりますよねぇ。
      部長はなんとなくここから熱くなる谷口に引っ張られて変化しそうな気もしますが……。

  3. shadow on 2024年4月12日 at 3:25 PM said:

    取りあえず甲子園出場となりほっとしました。
    また、半ちゃんの負傷をこういう布石に使ったのか!と素直に感嘆しました。
    ただ、確かに校長、部長と谷口の言動に違和感を感じますね。
    ちば先生ならこういう描き方はしなかったと思いますが、反面、実は当時これと似たようなことが我が高校でもありました。
    1981年、私の高校は進学校でしたが、私の同級生が野球部のキャプテンを務め、全員バットを短く持ったミート打法でこつこつ得点を重ねる戦法で勝利しており、夏の甲子園大会予選より前に行われた地方大会(県予選ではなく関東大会とか近畿大会みたいなイメージ)で勝ち進み、甲子園常連校で後に有名プロ野球選手も輩出した他県の強豪校と対戦することになり、しかもこの強豪校に勝利したことがありました。実はこの試合について全校生徒で応援に行こうと学校全体で盛り上がっていたのですが、教頭先生が「うちは進学校であり学業が本分であるのに野球の応援などまかりならん!」の一言で潰されました(怒)。当時はそういう時代だったのです。ただ、試合は土曜日に行われ、当時は土曜日は午前中授業があったので、放課後放送部が気を利かせてこの試合のラジオ中継を全校に流してくれ、私達は教室で声援を送り、9回裏の「あと1人」コールもやって、みんなで勝利に歓喜しました。その後の夏の甲子園大会県予選でも、野球部はベスト8まで進む快挙を成し遂げました。但し、このときもやはり進学校なので応援はまかりならん!で個々の生徒が自主的に応援にいくのが精一杯という状況でした。さすがに甲子園大会となれば応援に行けたかもしれませんが、当時の進学校の風潮ってこんなもんだったんです(悲)というか進学校がスポーツで強豪校に勝つという”奇跡”がまず起こらなかったわけで・・・

    • まずは甲子園出場決まって安心しましたね~。
      私も決勝戦での半田の足って何だったんだろと思っていたのでそういうことかぁって感じです。

      進学校だとそういう事もあるんですねぇ……。
      生徒の立場からすると思いっ切り冷めてしまいそうな先生の発言だけど、現実的にはそれもしょうがないのかなぁとコメント読ませていただいて感じちゃいました。

  4. いつもお世話になっております。 
    東東京大会優勝後、
    田所さん、倉橋、中山、山口、太田、父ちゃん他すべてのちばあきおキャラ
    の関係者の大喜びの描写は是非とも見てみたかったです。 
    勿論谷口が父ちゃん直伝のハラ踊りで盛り上げた時に部室に来ていた卒業生たちが、甲子園の費用は俺たちに任せとけ。というシーンも欲しかったところですね。
    甲子園大会では大阪のPL学園か徳島の池田高校をモデルにしたような強豪との
    激戦を期待します。 

    • 谷口キャプテン時代から期待に期待されてのついに甲子園出場ですからね~。
      特に卒業生やOBの様子はもっと見てみたかったなぁと思います。
      ああいう描写も好きだったなぁ。

      甲子園ではどんなチームと対戦するのか……。
      墨谷がどう戦っていくのか楽しみです!

  5. にしなさとる on 2024年4月8日 at 7:58 PM said:

    そういえば1979年の高校野球は、未だ本格的な金属バット時代を迎えていません。
    現実の高校野球でそうなったのは、1982年に徳島・池田高校が「やまびこ打線」で優勝してからのことです。

    その先駆者となったのが、当時の池田高校監督・蔦文也氏でした。
    金属バットの「木製バットより芯の範囲が広い上、芯を外れていても腕力が有れば飛距離が伸びる」という特性に気付いた彼は、練習に本格的なウェイトトレーニングを取り入れ、パワーアップさせることで、あの強力打線を作り上げたわけです。

    ということは、こちらでは、お花茶屋の杉本監督が、蔦監督の立場になれるかもしれませんね。
    もちろん杉本監督自身は、そこまで考えてやったわけではなく、単純にパワーアップを目的としてウェイトトレーニングを取り入れたのでしょうが。

    しかし、だとすれば、お花茶屋高校の全盛期はこれから来そうです。もっともそれは、墨谷高校も同じなのですが。

    • そういう流れがあったと初めて知りました!

      そうなるとやっぱりお花茶屋は今後も墨谷にとって一番の脅威となりそうかな?
      でも他の学校もその流れになって全体が強化される感じでしょうか。

      • にしなさとる on 2024年4月8日 at 11:47 PM said:

        1982年夏の決勝戦で、池田高校は広島商業相手に、なんと12対2という圧勝をしています。
        あの、つけいる隙が無く抜け目も無い、優等生野球の広島商業がそんな惨敗をした例、他に有ったかどうか。

        その結果、他の有力校も続々とウェイトトレーニングによるパワーアップを取り入れ、現実の高校野球が打高投低のパワー野球になったわけです。
        この物語の中でも、いずれ他の学校も同じことに気付くはず。高校野球全体がパワーアップされるでしょうね。

  6. イガラシのラーメン on 2024年4月8日 at 12:10 AM said:

    今回はとりあえず何事もなくちゃんと試合が終了してたことに安堵しましたw さて墨谷はいよいよ甲子園出場ですけど、都立高の予算の関係からか、校長や部長からは一生懸命やらなくていいとか気楽にやれと練習も制限され、暗に初戦でさっさと負けろと言わんばかりですね。しかしその場でとくに言い返さずに谷口の頬から汗が出てる場合は、ちばあきお時代から必ず腹にイチモツで谷口のペースになるというのが伝統なんでこの先ちょい楽しみですw

    • 無事に甲子園出場きまりましたね~。
      谷口の性格考えたらこのまま我慢できるはずないし、いつどこで熱くなって地が出るかなと思っています(笑)

  7. 匿名 on 2024年4月7日 at 5:28 AM said:

    そういや近藤パパも甲子園出場経験があるそうだし、親子二代に渡っての出場は確かに凄い。
    最後のページで同期の牧野、佐藤、曽根が羨ましそうな表情で近藤を見つめていたのが印象的。
    怪我で選手としては出場出来なくなった半田(スコアラーとしてベンチ入りはするそうだが)の分まで頑張ってほしい。

    • そういえば近藤パパも出場経験あるんでしたね~。
      近藤って墨二時代から一年生で活躍するなど野球に関してはエリート人生だなぁ。
      甲子園ベンチ入り決まってパパの経験談なんかも聞けたりするかな?

      おっしゃってる最後のページのシーンは見ていて確かに牧野たちは羨ましいだろうなと感じました。

  8. George on 2024年4月6日 at 6:31 PM said:

    他の方も書かれてますが自分も違和感が大きかったです。

    谷口なら甲子園でも一つでも上を目指すことを考えるだろうなと。
    オリジナルのキャプテンでの丸井外しや、
    プレイボールでの3回戦東実戦で田所キャプテンの意向に反してでも勝ちを取りに行く姿勢。
    甲子園出場の立役者の近藤をあっさり外す決断はどうだろうなと…

    と言いつつ甲子園編も描かれるのなら楽しみたいです(笑)

    • そうなんですよね。
      谷口の優柔不断な性格と勝ちにこだわる性格考えると、近藤外す決断するまでにかなり悩んだと思うですよねぇ。
      その描写が一切ないから、外す→やっぱり入れるまでの流れが早くて軽く見えてしまうというか(笑)

      でもやっと甲子園編始まるしどんなチームと戦う事になるのかなど色々気になりますね~。

  9. 匿名 on 2024年4月5日 at 10:42 AM said:

    外野から見れば谷口監督には見ればひどい扱いですね
    校長が「もういいよ」とか言い出して「負けてもいい」とか「練習しなくていい」は酷いでしょ
    普通「とにかく頑張れ」で済ませるんじゃないですか?
    谷口から申し入れたならともかく外部が勝手に決めて炎天下の中で勉強なんてどんなさらし者でしょうか?
    甲子園出場監督に対して「もういいよ」なんて言い出す校長は見たことがありません
    自分の事しか考えていないでしょう
    もしも監督としてベスト8とかに行けば全国から引っ張りだこでしょうし
    経歴として最高じゃないですか

    その芽を摘むような行為は許されるはずがないと思います

    近藤の父親も「背番号返せ」なんて言われたら激怒するべきです
    次の機会があるかもわからない上に彼は最後に決めたエースです
    息子の一生に一度かもしれない晴れ舞台を奪われて笑ているのはおかしいです
    甲子園を甘く見すぎているとしか思えません
    せめて直接谷口から事情の説明を求めるべきです

    今回の話はちばあきお先生なら絶対に書かなかったでしょう
    普通なら近藤の父親やOBに協力を要請するはずです
    こんなひどい甲子園直前の練習を見たことがありません
    テレビ局が来たら大問題になりますね

    • 校長や部長の「遊びに行って帰って来い」「野球は遊び」発言は谷口たちの反応同様にへっ?って思いました。
      でも校長はともかく部長は近藤はずすのをもったいないと思うあたり、谷口の進路優先という考え方ではあるけど、考え変わるかなぁなんて期待したり……。

      近藤の背番号の件は他の方もおっしゃってたけど、その件で谷口が悩む描写欲しかったなと思いますね~。
      甲子園でも勝ちにこだわる谷口の性格ならここはかなり悩んだと思うので。

      • 匿名 on 2024年4月6日 at 4:34 PM said:

        私だったら
        「だったら監督をやめます、サヨウナラ!」って言って帰りますね

        正直あの校長の物言いは甲子園に行きたくても行けなかった全高校球児を愚弄しているとしか思えません。
        今迄登場した野球に関係するメンバーの中で怒らない人がいるのであれば教えてほしいですね。
        あんなこと言い出す校長の高校が行くならお花茶屋や東実の方が甲子園に行った方がいいとしか思えませんよ。

        • いよいよ甲子園という気持ちを高める時ですからねぇ。
          言われた瞬間、谷口も選手たちもどんな気持ちだったかなと思いますね……。

  10. 匿名 on 2024年4月4日 at 10:28 PM said:

    あれ?
    読み返したら半田は三年生じゃ…

    • 確か初期は谷口と同じ学年設定だったんですよね~。
      途中で一学年下がって丸井と同じ学年になったけど……。

  11. えふさ on 2024年4月4日 at 5:03 PM said:

    いつもここの感想読ませていただいております。
    決勝戦での半ちゃんの怪我の描写が中途半端だったなぁと、消化不良に思っておりましたが、近藤のベンチ抜けからベンチ入り、そして半田のスコアラーへと話を展開させるためのものだったことがわかり、著者のコージィ氏の脚本力に感動した次第です。
    ちばあきお氏であればこういう話にはならないんでしょうけど。
    甲子園では、誰かが怪我をして、半田メンバー入りというシナリオも準備されているんでしょうね。

    • コメントありがとうございます!

      確かに決勝戦のあの段階でこの流れを想定していたって事ですよねぇ。
      半田は色々な面で今の墨谷になくてはならない存在だし、甲子園でも活躍する姿見たいなぁ。
      誰と代わるのかも含めて甲子園編気になります!

  12.  hiro様、ご無沙汰しております。
     いつも丁寧な書き起こしに感謝しています。なかなかGJを手に取る機会がないので、とても助かっています。
     良くも悪くも史実に忠実なコージィ先生ですので、ベンチ入り人数の問題は必ず描くだろうと思っていました。個人的には、谷口には”2,3年生をベンチ入りさせる”とあっさり決めるのではなく、もう少し悩む描写が欲しかったです。原作「キャプテン」で丸井を外した時のように。
     ただようやく”絵”で甲子園編が見られるので、私も楽しみにして待ちたいと思います。

    • 南風の記憶様、ご無沙汰しております!
      こちらこそ続・キャプテンと続・プレイボールいつも楽しみに読ませてもらっています。

      描写されていない部分で散々悩んだのかもしれませんが、ベンチ入りメンバーについてはやはり谷口の悩む描写は欲しかったですよねぇ。
      私は勝手に谷口の成長だと割り切る事にしたけど、今大会の様子見ていてもそんな簡単に変わるとも思えませんし……。

      こちらはようやく甲子園編ですがどのような展開になるのか。
      お互いに楽しめたらいいですね~。

  13. 中ラマ on 2024年4月3日 at 5:49 PM said:

    いつも楽しく読ませてもらっています。はじめて書かせてもらいます。
    東京都予選から甲子園本番まで1ヶ月くらいあると思うので、半ちゃんは18歳、ヒビはくっつきますよ。甲子園出れます。
    凡フライも捕れなかったあのへたくそ半ちゃんが不動の2番バッターに成長、甲子園でどんな活躍するのかワクワクします。作者がどこかの時点で登録を変更してくれないかなあと思っています。

    • コメントありがとうございます!
      半田は今や墨高になくてはならない存在だし、甲子園という舞台でどんな活躍してくれるかも見たいですからね~。

  14. へい on 2024年4月3日 at 12:39 PM said:

    プレイボール以降見続けて、少なからず半田に感情移入してる人からするとなかなかキツい展開でしたね。鈴木もだけど、、。ちばあきおだったらモブにはしないだろうな。

    • 半田は特に入部当時からの姿を見て、副キャプテンになってからの色んな部分での成長した姿も見てますからねぇ。
      今の半田は何かしてくれるっていう期待感と安心感あるので、できれば甲子園でも強豪相手にどんな活躍するか見てみたいところですが……。

  15. リチャードコジミスしか勝たん on 2024年4月3日 at 12:37 PM said:

    谷口の背番号を返しくれからやっぱり近藤に託すしれっとした描写に違和感があり過ぎです。

    • 返してくれから託すまでを流れるように1話でやった影響もあるのかなぁ。
      谷口がその決断に至るまでに悩むようなシーンもなかったし……。

  16. にしなさとる on 2024年4月3日 at 9:15 AM said:

    意外な展開になりましたね。こんなこと、誰も予想出来なかったのでは。

    しかしチームにとっては、副キャプテンで頼れる二番打者の、半田が抜けるのは痛い。
    おそらく、近藤が抜けるよりも数段痛いはず。

    でも確か、途中でのベンチ入りメンバー変更は認められていましたよね?
    だから、鈴木を外して半田を入れ、肝心な所での代打として使う選択肢もあるのでは?

    • 半田の存在って色んな意味で墨谷にとって大きいですもんね~。
      いつも入部当時の姿思い出してしまって半田には申し訳ないですが……(笑)

      途中でのベンチ入りメンバーの変更はどうなんでしょう?
      できるならそういった選択も出てくるかなぁ。

      • にしなさとる on 2024年4月3日 at 3:58 PM said:

        つい先日の選抜高校野球でも、メンバーの変更は有ったはずですよ。

        • おお!

          だったら期待できそうですね~。
          今見ていて一番楽しみにさせてくれるのが半田ですから。

  17. ギブソン on 2024年4月3日 at 8:50 AM said:

    ついに甲子園、決めましたね^_^お花茶屋も良く戦ったと思います。これが現代なら21世紀枠でセンバツ出られるレベルかと。
    松下が涙していたのが、印象深かったです。近藤には半田の分まで、頑張って貰いましょう!

    • 甲子園出場決まりましたね~!
      松下の涙はほんと印象的でした。
      松下も今回の大会は色んな思いがあったでしょうからねぇ……。

  18. まもる on 2024年4月3日 at 3:27 AM said:

    お疲れ様です、今回もありがとうございますm(_ _)m
    谷口に、これ以上は受験に影響出るから、勉強に比重を起きなさいと言うのはわかるんですが、受け入れてる谷口、また中学時代丸井を外してイガラシをレギュラーにした谷口らしからぬ近藤のベンチ外し、ちょっと違和感しか無いです。
    松川が決勝でも打ち込まれた今、日々成長中で、念願の甲子園行きを決めてくれた近藤の存在は欠かせないはず。
    まあ、次号やっぱり熱くなって谷口らしくなるんでしょうが、、、なんか僕らの谷口じゃ無いですよね。

    • こちらこそいつもコメントありがとうございます!

      私も同じく中学時代の丸井はずしてイガラシ起用を思い出しました。
      甲子園というのは高校球児にとって特別だから上級生優先の判断なのかなってのはわかるんですが、勝負に徹する谷口だったらどうだろうとか色々考えちゃいましたねぇ。

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