原作はライトノベルらしき本作。
先日1周目をクリアしての感想を書いたけど、その後2周目以降もプレイしたのでいくつか追記しておく。
一番最後に追加

ゲーム内容

●ストーリー
ある夜、八坂真尋は謎の怪物に襲われる。
絶体絶命のピンチに現れたのは銀髪碧眼の美少女だった。
クトゥルー神話の邪神を名乗る彼女は、
真尋を守るためにやって来たという。

その日を境に、真尋の生活は一変。
怪物に狙われる中、新たな邪神たちも集まってきて……?
説明書より抜粋

●ゲーム内容
本編
ゲームはオーソドックスなアドベンチャーゲーム。
物語は全10章に分けられており、1章の長さはそこまで長くはない。
合間の選択肢によってストーリー分岐するマルチエンディング方式。

正直ゲーム部分は特に説明が必要な部分も目新しさもない。
語ることが何もない。
大半は「読んでいるだけ」なので。

クリア後のオマケ
本編クリア後に選択できるようになる「ルルイエランド」では、好きなキャラとフレームを選び、Vita本体のカメラを使って写真撮影できる「激写」と、まだ選べないのでわからないが何やらもう1項目選択できるオマケが用意されている。

これまでの情報を見ているとおそらくミニゲームが選べるようになるのだろうか?

感想

主人公とヒロインの出会いから始まるので、私のように原作を知らない人間でも物語にはすんなり入っていける。
ただ、とにかくギャグづくしなので好みは分かれると思う。
あと一部の描写の中にはどう考えても原作を知らないとどんな状況なのか把握しにくい場面もあるのは仕方がないか。

ゲーム部分に関しては原作ありきのゲームにゲーム性求めるのも野暮というもの。
そこまで求めるというのであれば、これはもう本作に限らず原作モノゲームの永遠の課題とも言えるので……。
あと気になった点はアニメ版オープニング(?)の音質の悪さだろうか。
なぜかあそこだけ異様なまでに音質が悪い。

 原作ファンが本作をどう思うかまではわからないが、原作知らないゲーム好きとしては「ごく普通のキャラゲー」としか言いようのない内容でした。

2周目以降をプレイして(追記)

キャラごとの個別ルートはナシ?
 2周目以降をクリアしたので追記。
 今作が選択肢によって分岐するアドベンチャーゲームであることは先にも書いたとおり。
 1周目は原作を知らないのでとくに気にせず遊んでいたのだが、どうやら今作にはキャラごとの個別ストーリーは存在しないらしい。
 選んだ選択肢によってキャラのフラグ立てと、会話内容などがが若干変わる程度。
 つまり画像コンプや全エンディングを見るためには、何度も同じストーリーを繰り返す必要があるということになる。
 スキップ機能はあるものの、極端に言ってしまうと2周目以降はゲーム部分の大半を飛ばすだけの作業でしかなくなる。
 なんと言うか、まぁ苦痛でしかなかった……。

CHAOS;LOTるシステム
 主に各章終了時に現れる今作独自のスロットシステム。
 「“誰”が“○○”に“○○”をする」という内容をスロットで決定すると、読むのに1分か2分かかる程度の本当にちょっとしたミニシナリオを見る事ができる。
 これ……いらなかったでしょ。
 ハッキリ言ってつまらん。

 何がつまらんて、このシステム自体もそうだがこれで読めるシナリオも面白くない。
 というか短すぎ。
 原作ファンなら楽しめたのだろうか?

以上の感想を追加して
 総評としては前回書いた時とあまり変わらない。
 まさかそれなりの個別ルートがないとは思わなかったので驚いたものの、
 やっぱり「原作ありきのキャラゲー」の時点でファンアイテムの要素が濃いし、ゲーム性に期待はしていないので……。

 ただ、「CHAOS;LOTる」のような今作独自に入れた要素がつまらないのは残念。
 せめてこの要素をゲームオリジナルシナリオへの分岐などに活かせれば、ゲームとしてもまた感想が変わったかと思う。
 最終的なゲームの感想としては「色々残念な内容」ということで。

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