久々のレビューです。
いまだに高い評価を受けているFFシリーズ5作目となります。

ゲーム内容

●ストーリー
チョコボのボコと一緒に旅をしていたバッツは休憩中に隕石落下に遭遇する。
そばまで行ってみると、そこには女の子を運ぶ2匹のゴブリン。
ゴブリン倒して女の子救出成功。
女の子の名前はレナ。さらに隕石のそばで老人ガラフ発見。
二人は一緒に行ってしまい、バッツは再びボコに乗って旅を再開する。
しかし突然ボコが立ち止まり近くの岩場に投げ出されるバッツ。
あの二人について行ってやれというボコの意志表示らしい。
そこに地震発生。
バッツはボコに乗ってレナとガラフを助ける。

とまぁ、巻き込まれていく感じで物語はスタートします。

●ゲーム内容
パーティは4人固定
イベントで仲間が抜ける場面はあっても基本的に最初から最後までメインキャラ4人固定です。
もう誰もが知っているであろう一名だけキャラが入れ替わるけど、ジョブやアビリティは引き継がれるので問題ナシ。

前作同様アクティブバトル採用
前作で導入したアクティブバトルを採用。
アクティブゲージが表示されるようになり、コマンド入力まであとどれだけかかるのかがわかるようになりました。
しかし、魔法ごとによる詠唱時間は本作ではなくなり、入力後すぐに魔法が発動するようになっています。
実験段階だったアクティブバトルをより遊びやすくした内容にした感じかな?

ジョブ要素の復活とアビリティ要素
本作ではジョブチェンジが復活。
初期状態のすっぴんを含めると22種類ものジョブが登場し、各ジョブごとにアビリティを習得。
習得したアビリティは他のジョブでも使用可能。
これによって合計100種類のアビリティを組み合わせる事で、キャラごとに違った性能を与える事が可能となりました。
もっとも強力なアビリティは決まっているので最終的にはある程度みんな同じになってしまいますが。

制限時間のあるイベント
前作では確か「入れてみたら難易度が高くなったのでボツ」となったらしい制限時間を設けたイベントが本作から登場。
カルナック城から5分以内に脱出しないと爆発に巻き込まれるというイベントです。
これ以降、シリーズでは制限時間を設けたイベントは定番となっていきましたね。
またいやらしいことにそういう場面に限って宝箱がたくさんあったり、箱の中からモンスターが出現する。
私はこの制限時間イベントはあまり好きではないです。
もっと落ち着いて遊ばせてほしい……。

やり込み
本作はシリーズの中でもやり込みに適しています。
特に有名なのは低レベルクリア。
これは本作の中ボスでは経験値は取得できずアビリティポイントのみ取得できる事を上手く活かしたやり込み。
私は苦行の類をやるだけの根性は持ち合わせてはいないので試した事ありませんが。

●総評
原色を基調としたグラフィックはクッキリ映えて綺麗に見えます。
基本的に一本道な展開ではあるものの、序盤から召喚獣集めや装備品・青魔法収集といった寄り道要素が多彩に用意されており退屈させない工夫がなされています。
ボリュームも十分で、当時のRPGの中ではやはりずば抜けた完成度と言えるでしょう。
SFCで発売された任天堂ハードで発売されたFF本編6作の中でも、本作が一番好きという人は結構多いです。

個人的には本作あたりから若干演出関係がくどくなった印象があります。
後のFFシリーズに見られるような、演出を見ている場面が多く長くなったといいましょうか。
だからイヤだとか言うわけではなく、5回以上はクリアしていますが……。

現在、このFF5はオリジナルであるスーパーファミコン版、CGムービーを追加したプレイステーション版、
追加要素を収録したゲームボーイアドバンス版が発売されています。
遊びやすさならゲームボーイアドバンス版。音質を気にする人ならスーパーファミコン版がオススメ。
プレイステーション版は戦闘開始終了時の読み込みが遅くテンポが悪すぎなのでオススメしません。

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