以前に紹介記事を書きましたが、今回めでたく本編クリアしたのでレビューを書かせていただきます。
ゲーム内容については紹介記事をご参照下さい。
●独特の操作に慣れれば爽快
紹介記事でも書いたように本作の操作方法はかなり特殊な部類に入る。
例えば空中戦であればスライドパッドで主人公のピットを操作。
タッチペンで照準操作。Rボタンで射撃。
おそらくゲームに慣れ親しんだユーザーさんでも最初は戸惑います。
下手をすればここで投げ出してしまう人さえいるのではと思うほど最初は難しいです。
この操作方法に慣れる一番の方法は当たり前なんだけど「同じステージを何度かプレイする」こと。
初回プレイ時には上手く操作できないせいで苦労したステージでも、 二回目以降は敵の出現パターンやアイテム配置が頭に入っているおかげで、自分でも驚くほどスムーズに操作できるようになっている。
この微妙なサジ加減はお見事というほかない。
●全25章の一人用モード
一人プレイ専用モードは全25章からなるストーリー展開で語られていく。
この25章は例外もあるものの、基本は「空中戦」「地上戦」「ボス戦」の3つで1つの章となっている。
ほぼ最初から最後までこの流れとなっており、1つの章クリアにかかる時間は個人差はあるものの約15分前後。
ただし、この時間は難易度を下げてのものなので、地獄の釜にハートを投入して難易度を上げるともっと時間がかかる。
難易度を下げてもクリアまでのプレイには何の影響もないので、 自信がない人はおとなしく難易度を下げてプレイすることをオススメする。
私も各章初回プレイ時は難易度下げまくりました。
シューティングゲームとして見れば、このステージ数だけでもボリュームは相当なもの。
ここに神器(早い話が武器)や奇跡(早い話がスキル)の収集、宝物庫(早い話が実績)の開放を狙っていくとプレイ時間はさらにかかる。
●ガチャプレイでも勝てるオンライン対戦モード
一人用モードそっちのけになる恐れも高いオンライン対戦モード。
チームバトルが楽しめる「天使の光臨」と、プレイヤー全員が敵である「バトルロイヤル」の2種類が用意されている。
私はもう状況判断などできる余裕もなく、ひたすらガチャプレイに徹していました。
それでもたまに相手を撃破できてしまうので侮れない。
「オンライン対戦やってみたいけど下手だから……」
なんて悩んでいる人は、まずはやってみれば良いと思います。
誰だって最初のうちは下手なんだから気にしていても仕方がない。
私なんて時間があればどんなゲームでもとりあえずはオンライン接続してみるよ。
そして死ぬたびにゲラゲラ大笑いしてるから。
たぶんチームの人が見れば怒るだろうなと思うほど大笑いしてるから。
せっかくゲーム内に収録されている要素なんだから楽しまないと損!
少しくらいは図太くいけばいいんじゃないかな。
もちろんわざと死んだりするのはマナー違反だけどね。
●諦めないことが重要
何度も書くけど本作を楽しめるかどうかの最大のポイントは「操作に慣れるかどうか」。
慣れる前に挫折してしまうようなら本作はまず楽しめない。
下手をすれば駄作という評価を下してしまうかもしれない。
だが、諦める前に騙されたと思って一度クリアしたステージをもう一度プレイしていただきたい。
敵の出現パターンを覚えている事もあるが、二度目のプレイは驚くほど簡単に感じるはず。
そう思う事ができれば本作はクリアしたも同然です。
あとはまぁお笑いメインのあのノリについていけるかどうか。
こればかりは好みなのでどうとも言えません。
フルボイスを活かして各章開始からクリアまで、そりゃもうず~っと喋りまくってるので賑やかです。
もっともステージ攻略中はそんなの聞いている余裕ないんだけどね。
二度目のプレイでようやく耳を傾ける事ができるけど。
とにかく本作に言える事は、
「操作が難しいからと諦めない」(案外すぐに慣れる)
「強い神器が欲しいなら恐れずにオンライン対戦」(思いがけない強さの神器が手に入ったりします)
「それでもクリアできなければおとなしく難易度を下げる」
以上の三点。
見た目ほど難しいゲームではないので……。
私は久しぶりに時間を忘れて楽しませてもらった一本です。
万人受けするタイトルとは思わないけど、多くの人にプレイしてもらいたいな~。
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