「スーパーマリオランド」系最新作の本作。
ようやく本編をクリアしたので簡単にレビューを書いていきます。
ネタバレも含まれているのでご注意を。
ストーリーはいつものように「クッパにさらわれたピーチ姫をマリオが助けに行く」なので省略。
まぁ今さらこんな事を書くまでもないんだろうけど。
●ゲーム内容
本作は3Dマリオに慣れてもらおうという狙いもあってか、
「Newスーパーマリオブラザーズ」系とは違って、奥行きへの要素もふんだんに盛り込まれている。
(簡単操作で楽しめる)
操作は2Dマリオのそれを踏襲。
移動はスライドパッドを使うもののダッシュはYボタン押し。
Bボタンでジャンプ。
LRボタンでしゃがみ。
基本操作はこれだけ。
本作ではファイアマリオやしっぽマリオ、ブーメランマリオに変身できるが、これらの時も複雑な操作は要求されず、攻撃は基本Yボタンで行えるようになっている。
2Dマリオを遊んできたユーザーさんならまず安心といったところ。
(全8ワールド+α)
2Dマリオ系では定番となったワールド数。
各ワールド内に用意されたステージ数は6~7程度。
1ステージの広さはけっして広いとは言えないものの、その限られた範囲内中にたくさんの仕掛けが用意されている。
そしてゴールはお馴染みのポールに向かってジャンプ。
3D空間ではあるものの、適度な広さと明確なゴールのおかげで迷う事はまずない。
本編クリア後に出現するスペシャルステージも含めるとステージ数はかなりのもの。
ボリュームに不満はないかと思います。
(3D映像でも距離感は掴みにくい)
3D映像になった事で敵との距離感やブロックを叩きやすくなったという声もあるが、あくまで私の中ではあまりそういった恩恵は感じる事ができなかった。
確かに2D映像と比べれば「なんとなく」ではあるが感覚として「この辺かな?」という距離感はわかるものの、やはり最初の頃は慣れが必要であり、なかなか敵との距離感を掴むこともできなかった。
このあたりはやはり個人差もあるのかもしれない。
過去に発売された2Dマリオの様々な要素が盛り込まれている。
表現が正しいかはわからないが、これまでの3Dマリオが「遊園地」なら、本作は「とても豪華な公園」といった印象。
最初は「こんなステージどうクリアすればいいんだろう」と思っても、何度か挑戦しているうちにクリアできてしまう微妙な難易度調整はさすがの一言。
シリーズに登場した懐かしい変身形態やBGMの登場は、シリーズを遊んできたファンには嬉しい演出。
お手軽に遊べるアクションゲームとして、3DSユーザーなら手元に置いておきたい1本です。
ただし、上でも書いたように3D映像だからと言って「距離感がわかりやすい」などの過度の期待は禁物。
やはり慣れは必要なので最初のうちは思うように操作できない場面も出てくるかと思われます。
ゲームなのでそこは繰り返し遊んで、自分で感覚を掴んでいきましょう。
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