あかほりさとる原作、桂遊生丸作画による漫画をゲーム化。テレビアニメ化もされていたのでご存じの方も結構いるかと。
ゲーム自体はよくあるコマンド選択式アドベンチャーゲームなので書く事は少ないです。
主人公は宇宙船との接触で命を失いかけた際に、間違えて宇宙人に男から女にされてしまった高校生の大佛はずむ。
担任教師である月並子の提案で、熊野の湯ノ山村へ1週間の旅行をすることとなった。
ここははずむの祖父母が住み、男の子だった頃のはずむが過ごした事もある思い出の地でもある。
物語ははずむ視点で進んでいく。
ゲーム内容はよくあるコマンド選択型である。
ストーリー進行中に選択肢が出て、どれを選んだかでルートが変化していくというもの。
また「かしまシステム」と呼ばれる独自のシステムでは、はずが他のキャラクターを傷つけるような事をしてしまうとはずむの「テンション」が下がり、目当てのキャラクターと仲良くしていても「親密度」の上がり幅が小さくなってしまうというもの。
そのために目当てのキャラとエンディングを迎えるためには、他のキャラクターとの仲とはずむのテンションに気をつける必要がある。
実際のところ、どれほどこのシステムが影響したのかは申し訳ないが思い出せない。
何より私は何度やっても明日太エンディングにしか行かなかったので、とまりややす菜のストーリーがどんな感じなのかはわかっていない。
このシステムが影響していたせいだろうか?
原作ありきのゲームには原作を知っていないと楽しむのは難しい。
もちろん中には例外もあるわけだが、本作に限って言えばやはり原作を知っていないと厳しいのではないだろうか。
原作ファンであればアドベンチャーゲームとして以上に物語を楽しめる。
原作ファンなら一度はプレイしておいて損はないかと。
そうじゃない人でも原作やアニメ自体が面白いので、予習してからプレイする事もオススメしたい。
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