『響け!ユーフォニアム』第7話です。
以下、Aパートお気に入りな台詞を書き綴ってみました。
(ネタバレ注意)





晴香:少し音が安定していないので各自気をつけて。
「はい!」
晴香:自分の耳で自分の音と周りの音、ちゃんと確認しながら外さないように。
「はい!」
晴香:じゃあ五分休憩。
(久美子:試験も終わりコンクールに向けての練習がいよいよ本格的になってきた。後日行われるオーディションに備え各自コンクールで演奏する曲をひたすら練習する。)

「葵先輩、塾ですか?」
葵:うん、ごめんね。じゃあ後よろしく。
晴香:あ・・うん。





滝:田邉君、出だしのロール、フォルテピアノですがアクセントをもっと大げさにください。

田邉:はい!
滝:いい返事ですけど、ズボンのファスナーが開いてます。

では、頭からもう一度。
「ありがとうございました!」

優子:先輩!今日は一緒に帰っていいですか?
香織:うん、いいよ。
優子:やったー!

香織:どうしたの?
優子:高坂さんですよ!これソロパートのところじゃないですか。香織先輩がいるのに・・。
香織:一年がソロの練習しちゃいけないって決まりはないでしょ。前にも言ったけど無視とか嫌がらせとかしてないよね?
優子:してませんよ・・高坂さん!

麗奈:はい。
優子:練習終わりよ、片付けて!
麗奈:わかりました。
香織:ほら、素直じゃない。


優子:どうしたんですか?香織先輩。
香織:ごめん、やっぱり先帰ってて!
優子:えー!


緑輝:これで終わりですね。
久美子:うん。
葉月:あれ?雨降りそう。
緑輝:緑は雨も好きですよ。
夏紀:ねえ。
久美子:あ、はい。
夏紀:そこの椅子、どこかに戻しといてくれる?
久美子:あ、ホントだ。倉庫ですかね。

あ、持って帰るんですか?
夏紀:うん、たまにはね。

優子:そこ邪魔なんですけど!
夏紀:よけてけばいいでしょ!

優子:ごめんあそばせ!
夏紀:おい!何すんの!?

梨子:前からああなの。犬猿の仲なんだよね。
久美子:はー。

香織:葵言ってたもんね・・。
久美子:葵?
晴香:コンクールまでは頑張らないって言ってとりあえず保留になってはいるんだけど。

香織:頑固なところあるからね、葵・・。あすかには言ったの?
晴香:うん・・受験なんだし辞めたい人無理に続けさせてもよくないんじゃないって。
香織:あすからしいね。


久美子:辞める・・?葵ちゃんが・・?



秀一:おい。
久美子:あ、秀一か。
秀一:ここら辺でお金がかからず雨宿りできそうなところっていったらここくらいだもんな。

さっきさ、聞いたんだろ?葵先輩の話。
久美子:え?
秀一:黙ってたわけじゃないぞ。俺も一昨日トロンボーンの先輩から聞いたのが初めてだし。
久美子:そっか・・何で今なんだろうね。コンクール終われば三年生部活終わりなのに。

どう思う?
秀一:ああ・・。
久美子:なんか知ってるの?
秀一:ああ・・いや・・あくまで先輩の推測なんだけど去年の事があるんじゃないかって。
久美子:去年って今の二年が沢山辞めたって話?
秀一:うん。

久美子:でもあれって葵ちゃんの上の代と下の代が衝突したって話でしょ?
秀一:そりゃ直接は関係ないけどさ、でも間に挟まれてたわけだからいろいろあったんじゃないのか?だからどの先輩もあんまり話したがらないんだよ、去年の事。


(久美子:まるで夏を飛び越えて秋になってしまったかのような少し冷たい空気を感じながら、それでもわたしは葵ちゃんが辞めるはずないとどこかで楽観していたのだ。だけど・・)

(その瞬間は翌日唐突に訪れた。)

滝:今のところサックスだけでもう一度。オーボエソロを前まで。
「はい!」
滝:一二三。粒が荒いです。もっとなめらかに音を繋げられませんか?そして穏やかにオーボエを迎え入れてください。
「はい!」
滝:テナーサックス、出だしがぶれてます。一人ずつ、斎藤さん。
葵:はい。

滝:もう一度。どうしました?
晴香:葵・・。
滝:わかりました。斎藤葵さん、
葵:はい。

滝:今のところ、いつまでにできるようになりますか?残念ながらコンクールは待ってはくれません。いつまでにと目標を決めて課題をクリアしていく。そうやってレベルを高めていかないといい演奏はできません。わかりますか?


葵:はい。



滝:ここは美しいハーモニーで旋律を支えなければいけません。今テナーサックスのあなただけが音を濁しています。受験勉強が忙しいのはわかります。が同時にあなたはコンクールを控えた吹奏楽部員でもあるのです。もう一度聞きます。いつまでにできるようになりますか?

葵:先生・・

わたし、部活辞めます。



滝:理由はありますか?

葵:今のまま部活を続けたら志望校には行けないと思うからです。前から悩んでいたんですが、これからもっと練習が長くなる事を考えると続けるのは無理です。

滝:そうですか。わかりました。後で職員室に来てください。
葵:はい。

久美子:葵ちゃん・・。
晴香:葵!

本当に辞めるの?
葵:前に話したでしょ。高校は受験失敗したから大学は志望校に絶対受かりたいの。

晴香:練習きついんだったら別にコンクール出なくてもいいから・・。
葵:最初はそのつもりだった・・でも今は・・今の部は去年までとは違うでしょ。


サンフェスの時に思った。滝先生だけじゃなくみんな本気だって。コンクール金賞取るつもりで頑張ってるって。でもわたしそこまでできない。

わたしのうのうと全国目指すなんてできない!去年あの子たち辞めるの止められなかったのにそんな事できない!

丁度よかったんだよ、どっちにしろ受験勉強しなきゃいけないのホントなんだし。これでスッキリする・・。
久美子:葵ちゃん・・!

葵:オーディション、頑張りなよ。じゃあね。


晴香:やっぱりわたしが部長なんて無理だったんだ・・あすかが部長だったら、そしたらこんな事にはならなかったのに・・。

久美子:そんな事・・。
晴香:いいよ・・最初からわかってたから。みんなそう思ってる・・あすかじゃなくてどうしてわたしが部長なんだって。
久美子:思ってないですよ、そんな事。小笠原先輩だってすごいところいっぱいあるじゃないですか?

晴香:じゃあそれを言ってみてよ!
久美子:えーと、気配りできるしやさしいし、
晴香:他には?
久美子:その・・後輩にちゃんと挨拶してくれるし、たまに差し入れも入れてくれてやさしいし・・。

晴香:やさしいしかないじゃない!

やさしいなんて他に褒めるところがない人に言う台詞でしょ!わたしわかってるんだから!

久美子:すみません・・。

あすか:謝らなくていいよ。

何後輩にグチグチ絡んでるのよ!あんたは蛇か!

晴香:絡んでない!何で来たの!?
あすか:あんまり遅くてみんな心配してるから。黄前ちゃんは先に音楽室戻ってて。
久美子:はい。
あすか:ほーら、涙拭いて。
晴香:自分でできる!
あすか:ダメだよ、その情緒不安定なところ直さないと。前にも香織に言われたでしょ、部長は堂々として怖がられる・・

晴香:だったらあすかが部長やればいいでしょ!

久美子:あ。

晴香:あすかが断ったからわたしがやらなきゃいけない事になったんだよ!あす・・
あすか:だったら、

だったら晴香も断ればよかったんだよ。

違う?


葵ちゃん、辞めちゃうんですね・・。
部長と副部長の最後のやり合いが怖かったです・・滝先生も相変わらずですし。
以上、Aパートでした。
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