『幸腹グラフィティ』第9話です。
以下、Bパートお気に入りな台詞を書き連ねてみました。
(ネタバレ注意)

きりん:生き返るー!

リョウ:はい、温かおそばとおでんですよ。


きりん:おー!おまえたちに会いたかった!今年一番温かい物に見えるよー!

リョウ:寒かったですもんね。替え玉も沢山あるので遠慮せず食べてくださいね。
きりん:わんこそば方式!

パリふわエビ天の至極の甘みと、そばののたっとやさしい喉ごしで心の芯から温まるー。

リョウ:七味の七色の香りが効くとまたつゆとシンプルな舌触りのおそばが合いすぎて他に目移りできません!
きりん:そんな事言ってないで、今度はおでん!おでん!
リョウ:そうですね。

きりん:わー!


おでんの旨みをたっぷり吸ってポテッとした餅巾着、噛みちぎるの好き!他の具と頬張るの!

リョウ:一度火を止めてもう一度火を通したせいか大根もさっきより奥の奥まで味がしみていて上顎で押しただけでホロホロと・・!
きりん:さっきより!?

さすがに苦しいー!
リョウ:おでんは取っておけますからまた後で食べましょう。
きりん:はーい。あ、除夜の鐘だ!
リョウ:もうすぐ今年も終わりですね。
きりん:わー!ドキドキする!

リョウ:年の変わり目ってなんだかワクワクしますよね。

きりん:あ!リョウ!まだそば食べきってないよ!

リョウ:え?年をまたいで食べるものなんじゃ・・?

きりん:違う違うよ!年内に食べきらないといけないんだよ!そうしないと縁起が悪いんだよ!
リョウ:え?ホントですか!?


きりん:ほら!食べて!

「あけましておめでとうございます!」

きりん:新年にまずやるべき事は・・。
リョウ:洗い物でもしましょうか。
きりん:えー!せっかくの新年だし後にしようよ!

リョウ:そうですね・・じゃあ初詣に行っちゃいましょうか?

きりん:初詣!いいねえ!新年なりたてで!

リョウ:昔はおばあちゃんとよく二年詣りしてたんです。近所の神社なら危なくないと思いますし、行くとご近所さんに甘酒とかもらえちゃうんですよ。

きりん:ご・・ご近所さん!?
リョウ:あ・・そっか・・きりん、大人が苦手なんでしたっけ?

きりん:いんや、大丈夫!露子さんとか椎名のお母さんとかは大丈夫だったし、今年は大人が苦手なのを克服する!
リョウ:素敵です、きりん!

きりん:それに初詣なんてちょっとの間だし、いざとなれば猫を演じ続ければいいんだし!
リョウ:え?かぶるんじゃなくて?

明さん!

明:何とか・・何とか終わらせたわよー・・!
リョウ:うれしいです。明さん、あけましておめでとうございます。
明:あけましておめでとう!
リョウとお正月過ごすために頑張ったの!叔母離れなんてさせないからね!
リョウ:お・・叔母離れ!?

明:つきたてお餅みたいなフワフワなめらかお肌!すーりすーり!ん?あ!きりんちゃん!

きりん:お・・お久しぶりでごじゃいます!

あ・・あけまして・・おめでたく・・存じ上げます!
(リョウ:悪化してます・・。)
明さんの事はお花見で大丈夫になったじゃないですか?
きりん:わ・・わかんないけどあまりに久々すぎだし、年が明けてリセットされたかも・・。
明:おーい、どしたの?
きりん:い・・いえ・・。
明:よーし!きりんちゃんもすりすりしちゃうぞー!

すーりす・・きりんちゃん、微妙に三が日過ぎた鏡餅入ってる?

きりん:し・・失敬な!
リョウ:あ、素が出ましたね!

「今年もよろしくお願い致します。」

明:あ、ほらほら。甘酒配ってるよ。

「リョウちゃん!来たの!」
リョウ:あ、はい。
「今年もよろしくね。」
きりん:え・・あ・・はい・・その・・うちのリョウがいつもお世話になっておりまして・・。
リョウ:うちのリョウ!?

「甘酒あるわよ、ほら二人ともよかったら飲んで。」

きりん:甘酒!?お酒なんて飲んでいいの?
リョウ:甘酒は酒粕からできてますからアルコールはほとんどないんですよ。
「甘酒嫌い?」
きりん:い・・いえ・・初めて飲むもので謹んで頂かせて頂きます!


おいしい!なにこれなにこれ!熱々で甘いお米の味がして!飲み物っていうよりデザートみたい!この口の中に残るモロモロってしたのがおもしろい!


リョウ:これが酒粕ですね。歯ごたえとも舌触りともつかぬ微妙な感触が口の中にふわーっとやさしく広がって!

きりん:お腹の中からポッカポカしてきた!これぞ日本の大地の味!お米の神様ありがとー!

「リョウちゃんのお友達おもしろい子だね!」
「言葉使いも独特でヘンテコだし!」
きりん:ど・・独特・・!?

リョウ:猫演じきれてないみたいですね。伝わってますよ、素のきりん。
きりん:うーん。うれしいような、これはこれでショックなような・・。
「どう?おかわりいる?」
きりん:はい!是非!

明:おかわりー!おいしー!
リョウ:明さん、そろそろ帰りますよ。
明:いいよいいよ!先帰ってて、気をつけて、明るい道選んで帰るのよ!

きりん:明さん、リョウと過ごすために仕事頑張ってきたんじゃなかったっけ・・?
リョウ:まあ・・新年ですから。

「ただいまー!」
きりん:あー!おでんの残り食べよっかな。
リョウ:え?あんなに食べたのにですか?
きりん:なんか歩いて少しスッキリした。

リョウ:きりんの食欲には本当に驚かされます。
きりん:そういえばこの鍋って初めて会った時のお鍋で使ったやつ?

リョウ:ですね!

きりん:もう一年かー。あの時初めてご飯を一緒に食べたんだよね。

(リョウ:そう、あの時人と食べるご飯のおいしさをきりんはわたしに教えてくれたんです。)

きりん:おいしい!あの時から変わらないねー!
リョウ:え?

きりん:リョウの料理はいつも温かくて大好き!

リョウ:ありがとうございます。でもわたし一人じゃこの味にはならないんですよ。一緒に食べてくれるきりんがいてこその味なんです!
きりん:んー?

リョウ:だって作り方や味付けは同じなのに一人だった頃よりもずっとずっとおいしいんですもん!

きりん:え・・え・・わたし、身体にスパイス的成分でも入ってんのかな?あれ?でもおいしくない。
リョウ:え・・そういう意味じゃなくて・・照れ隠し?どっち!?

でもホントきりんと出会って一年があっという間でした。
きりん:もしかしたらこの調子であっという間に大人かも。
リョウ:その前に高校受からなきゃですよ。
きりん:うーそうだった・・。


(リョウ:でも大人になってもきりんとは仲良しで、ずっと一緒にこたつに入ってこうして・・。)

きりん:大人になっても一緒にこうやって仲良くご飯食べてたいね!
リョウ:あ・・はい!

きりん:明さん、朝帰ってきてからずーっと寝てたね。
リョウ:去年一年お疲れでしたでしょうし、たまにはゆっくりさせてあげましょう。

じゃあきりん、また来週。いえ、また今年!

きりん:また今年って言葉おかしくない?まあいっか!

「また今年!」



毎回毎回お腹が空いてしまう『幸腹グラフィティ』!ご飯もいいけど甘酒もいいですね!
第9話にしてもう一年経つんですね・・早いです!
以上、Bパートでした。
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