手持ちの本を電子書籍に変えていきたいという事で、知人に借りた「Kindle Paperwhite マンガモデル」を少し使ってみた感想を書いてみたいと思います。
中には
「実物が手元にないとイヤ」
「単行本を本棚に並べるのが好き」
という人もいるだろうし、私もどちらかと言えばそっちタイプなのだが、置き場所問題と便利さには勝てなかったw
何十冊、何百冊という本がこれ1つに収まるのはやはり便利すぎます。
これはTVゲームでも最近感じる事でして、以前ならゲームは誰がなんと言おうがパッケージ版購入が当たり前だったのに、最近はソフトの入れ替えの煩わしさが気になってダウンロード版メインになりつつあります。
TVゲームの場合はまだパッケージ版なら中古屋に売れるという選択肢もあるけど、本の場合は売ったところで買取価格は微々たるもの。
どうせ売らないなら電子書籍でいいのでは? と思い、今回知人に頼んで「Kindle Paperwhite マンガモデル」を試させてもらったというわけです。
「スマホやタブレットでいいじゃん」
という意見もありそうだが、私が現在使っているスマホのディスプレイサイズは4.7インチで本を読むには小さい。
タブレットはiPadProの10.5インチだから大きさは十分だが寝転がって読むには重い。
しかもPCやゲームのやりすぎで目の疲れがひどい状態なので、できるだけ目が疲れにくい端末を……って事で候補に挙がったのがコレなんですね。
こちらがAmazonで売られている『Kindle』一覧(2018年9月16日現在)。
最安値のモデルは7980円とお手頃ながらライトなし。
最上位モデルの『Oasis』は画面が一番大きい7インチな上に、ページ送りボタンもついているそうだが価格が約3万円と話にならず。
そうなると消去法で選べるモデルは『Kindle Paperwhite』一択となるわけだが、『マンガモデル』ならストレージ容量が32GBとノーマルの約8倍。
そして価格差は2000円。
だったら『マンガモデル』が一番お得じゃないか……というのが、今回貸してくれた知人のコメントである。
以下、短時間ではありますが触ってみた感想をまとめてみました。
軽い
想像していた以上に軽い。
とにかく軽い。
寝転がって読書するには最適。
これなら外出先への持ち運びも全然苦にはならないです。
目に優しい
e-inkスクリーンというものを採用しているらしく、スマホやタブレットと違って目が疲れにくい。
紙媒体の漫画をそのまま読んでいるような感覚に近いです。
よくネットなんかで
「紙がそのまま画面に張り付いたみたい」
という感想を目にしますが、まさにそんな感じでした。
大袈裟でもなんでもなかったんですね。
電池が長持ち
私が借りていた3日間、一度も充電せずに使っていましたが電池残量が半分切る事はなかったです。
スマホなら1日1回以上は充電しなきゃいけないのに、これも大きな利点だと思います。
すぐに読める
私が今回使った「キャンペーン情報なしモデル」だと、ボタン一発で前回の続きから読む事が可能。
本当に本で読むのと変わらないお手軽さです。
続きが読みたくなれば即購入
これは『Kindle Paperwhite』というよりも電子書籍の強みですね。
次の巻が読みたくなった場合に本屋まで行ったり通販で頼まなくても、検索から購入ボタン押すだけですぐに続きが読めるのも大きな利点。
小さな文字は読みにくい
このモデルの画面サイズは6インチ。
普通サイズの文字なら問題なく読めるが、コマによって小さく書かれた台詞などはやはり読みにくい。
拡大すればいい話なのだが、その手間を良しとするかどうか。
特に目が悪い人は注意すべき点かもしれません。
値段が高い
下位モデルを購入するという手もあるけど、『マンガモデル』だと普通に購入すれば約1万5000円。
電子書籍を読む事に特化してのこの値段は少々高くも感じます。
特に同サイズ帯のタブレットやスマホを持っている人だと、わざわざこの値段出して買おうと思うかなぁと。
読書が大好きって人なら話は別ですが。
もし、漫画や小説をたくさん読むという部分に特化して考えるなら「Kindle Paperwhite」はオススメです。
・軽い
・目が疲れにくい
・電池が長持ち
この3点は本を読むという上では大きな利点。
寝る前にちょっと読書するには最適なマシンです。
あと、個人的に画面保護フィルムは必要だけどケースカバーはいらないなと感じました。
裸のまま使った方が軽さやお手軽さを活かせますね。
一方でいくつかのサイトや動画で紹介されているような
「旅行に持って行くなら最適」
という感想は同意できる部分もあるけど、必需品であるスマホを持って行くのにわざわざ荷物増やすかなとも考えてしまいました。
私はどこへ出かけるにも荷物は最小限という考え方なので、どれだけ読書に便利だとしてもスマホを持って行くなら「Kindle Paperwhite」は置いていくかなぁと。
そうなるとせっかく買っても活用できないって事なんですけどね。
結論。
私個人としては今のところ長期間旅行に行く予定もないし、家の中で本読む分にはタブレット使っていればいいかな。
でも軽さと目の疲れにくさは本当に素晴らしいので、外出先でも本を読む機会が多いっていう人なら買って損はないと思います。
※2019年10月に新たなモデルとして防水加工のある「Kindle Paperwhite(8GB/32GB)」が発表されました。
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